ブックマーク / www.ebook2forum.com (2)

  • 「電書1兆円」は正夢? (4):本はコモディティか

    これまでの出版界では、の売り方を真剣に考える習慣がなかった。どうにもならないと考えられてきたからだ。米国の5年間で出版社が学んだことは、は映像やゲームなどと伍してやれる強いメディアであること、その強さは人ととの出会い(体験)によってのみ生まれること、そして読者に目を向けることでに最適化したマーケティングが可能になることだった。 ガジェットではなく、好きが市場を動かす 米国のE-Book市場が5年間で30億ドル(約3,000億円))を超えるまでになりながら、それが印刷市場に影響を与えることなく、追加分として出版社にプレゼントされたという事実は、その反対のことを言い続けてきた業界とメディア関係者の気恥ずかしさのせいか、表立って分析対象となっていない、おかげで日ではまだ事実としてさえ受け入れられていない。30億ドルもの市場は、どこから、どうやって生まれたのか、暫定的な回答を得た米英

    min2-fly
    min2-fly 2013/07/02
    "「初体験」がよければ、後はいくらでも買ってくれる" ええまったくその通りで。おかげさまでどんどん電子に金を吸われる
  • 「電書1兆円」は正夢か? (2)「活字離れ」の虚妄

    楽天が「1兆円戦略」の根拠を発表してくれないので、筆者なりに検討してみた。ポテンシャルは十分すぎるほどあるのだ。これはオリンピックで金メダルを取ったり、ノーベル賞を取ったりすることが日人にも出来るのと同じくらい確かなことだ。しかし、金メダルもノーベル賞にも、環境を整え、才能を育て、必要な努力を惜しまなければ…といった条件が付くように、「1兆円」の実現にも条件はある。実現方法に「条件を付けない」ということなのだが、よろしいかな? 市場を動かす要求と欲求:15年間で16%以上が失われた まずポテンシャルを考えてみよう。1997-2012年に書籍の売上は25%、名目GDPは9%縮小した。なぜが25%も減ってしまったのかが問題だ。単純に言って、9%以上の落ち込み分(16%)は日の出版業界に固有な特殊事情によるものと考えるべきだろう(出版市場が縮小したのも日だけ)。そして9%減であれば、なお

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