小説を書いて約20年になります。いくつか大賞も取りましたが、落とされるのがほとんどであり、しかし、また書き始めています。芥川賞を取っても、よほど有名タレントでない限り、それで生活できないのがこの世界。けれど、自分にとっての文学は、社会的地位や仕事もすべてを失うことになっても、どうしても別れられない唯一の女であり、けれど小説の世界が転じて旅行ライターや写真を撮るようにもなり、東京ディズニーランドでカメラマンをすることにもなり、それは仏教のように時の流れとともに形や姿を変えながら不思議な生命力となって自分の中に流れています。デビュー当時の中島みゆきが、自分の生存をかけて歌を空に投げ上げたように、私も空高く投げ上げてみようと思い、こちらで書かせていていただくことになりました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ⇒プロフィールの詳細はこちら お守り指輪の大阪「サムハラ神社」 1.「サ・ム・ハ・ラ