ブックマーク / oikawamaru.hatenablog.com (3)

  • 湿地帯ビオトープと蚊について - オイカワ丸の湿地帯中毒

    SNSを見ているとビオトープをつくると「蚊が湧く」のではないかという疑念が大いにあるようです。確かに水たまりと言えば蚊。蚊と言えばこれまでに幾多の感染症を媒介して人類をもっとも(間接的に)殺している恐ろしい湿地帯生物であることは言うまでもありません。その疑念は当然です。そこで今回は湿地帯ビオトープと蚊について解説します。 「蚊が湧く」、ここでいう「湧く」とは「大発生する」という意味ですが、結論から言うとエコトーンを伴う開けた明るい湿地帯をつくれれば蚊の「大発生」はまずありえません。今回取材した皆様の見解は「湿地帯ビオトープでは蚊は湧かない」が共通するものでした。うちでもそうです。 そもそも「身近なところで湧いて困る蚊」とは何でしょうか。蚊には多くの種類があり、いわゆるカ科Culicidaeについては日国内で100種ほどが知られています。このうち身近な湿地帯で発生して血を吸って困る蚊とい

    湿地帯ビオトープと蚊について - オイカワ丸の湿地帯中毒
    minamihiroharu
    minamihiroharu 2023/04/27
    ブヨと逆で流れてる所に生息できないのだと思ってたが、捕食圧に弱いのね。
  • 祝出版! - オイカワ丸の湿地帯中毒

    中島 淳・大童澄瞳(2023)自宅で湿地帯ビオトープ! 生物多様性を守る水辺づくり.大和書房,東京. www.daiwashobo.co.jp 新しいを出版しました!このブログを見ている方は、オイカワ丸が庭の湿地帯を楽しんでいることを折々観測していたと思うのですが(リンク)、その湿地帯づくりの経験を生かして指南書を出してしまいました。 今回表紙を見ていただくとおわかりの通り、アニメ化もしたあの人気漫画「映像研には手を出すな!」の作者である大童澄瞳さんと共著と言う形で、表紙&ミニ漫画&理想の湿地帯イラストを描き下ろしていただき、Q&Aコーナーの原案もいただきました。 bigcomicbros.net大童さんはご自宅にビオトープをもっており、実は”ビオトープ仲間”としてSNS上で親交がありました。そうした縁もあり、今回の企画への参加をご快諾いただき、書ではその大童さんのビオトープも取材に行

    祝出版! - オイカワ丸の湿地帯中毒
    minamihiroharu
    minamihiroharu 2023/04/25
    全くどうでも良いことだが、オイカワ丸さんの名字は及川だと思っていた。(ベタ思考)
  • 水生のゴキブリ - オイカワ丸の湿地帯中毒

    サツマゴキブリという昆虫をご存じでしょうか。 国内では関東地方以西の州、四国、九州、南西諸島などから記録されていますが、主な分布域は九州南部以南というゴキブリの一種です。特に南西諸島では普通にみられます。成虫にも翅はなく、前胸側部には黄色い縁取り模様があり、かわいらしい種です(写真は徳之島でみかけた個体)。ゴキブリというと身近な害虫No.1で許せないという意見が殺到すること間違いなしですが、種は主に野外性で、大した害はありません。嫌わないでください。 このサツマゴキブリについて、私は、幼少時から並々ならぬ関心を持っていました。それはなぜかというと、幼少時から愛読していた「小学館の学習百科図鑑 昆虫の図鑑」に、「幼虫は水生」との一文があったからです。 1980年出版の私の愛読書↑ ご存じの通り、私にとって生物は水生か否か、というのが非常に大きな境界線であり、水生のゴキブリがいる!というこ

    水生のゴキブリ - オイカワ丸の湿地帯中毒
    minamihiroharu
    minamihiroharu 2020/12/02
    これ石の下にいつも居るゴキブリで、なんとなくダンゴムシっぽい印象なんだけど、幼虫が水棲だと言われてたのね。(で、実はそうではなかったと)
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