モーツァルトの天才ぶりを語る伝説のひとつアレグリのミゼレーレです。 僕はアッレグーリと記憶していましたが、調べてみるとアレグリ(グレゴリオ・アレグリ:Gregorio Allegri)と読むのが日本では一般的なようです。 ときに少年モーツァルトは14歳。父に連れられた最初のイタリア旅行の途中でした。 ミゼレーレはバチカンのシスティーナ礼拝堂で年に3日間だけ行われる特別な礼拝で演奏される門外不出の秘曲でした。霊性を保つためにシスティーナ礼拝堂で特別な礼拝のときにに演奏することだけが許されていて、採譜や他の場所で演奏することは禁じられていたのです。 システィーナ礼拝堂を訪れたモーツァルトは初めて聴いたミゼレーレを記憶を頼りに採譜し、歴史家の手によって楽譜が出版されました。 出版されると禁令は撤廃され、モーツァルトは破門されたのではなく音楽的才能を時のローマ教皇から絶賛されたそうです。 ミゼレー
大人が歌う美しいピエ・イエズ。 動画は下に掲載します。 自分のお葬式のときに流したい曲ナンバーワンのフォーレのレクイエム。 とにかく美しいのが特長です。 そのアダージョ楽章のピエ・イエズはボーイ・ソプラノアラン・クレマンが歌っているバージョン (ミッシェル・コルボ指揮、ベルン交響楽団)が大定番です。 アラン・クレマンはサン=ピエール=オ=リアン・ドゥ・ビュール聖歌隊の一隊員。 声はこの世のものとも思えないほど美しいのですが、歌唱力にはいまひとつのところがあります。 大人の歌唱力で、ピュアな声のままで・・・ ということで、今回取り上げるのはアメリカのソプラノ歌手バーバラ・ボニーです。 実力のほどは動画でお確かめください。 Barbara Bonney " Pie Jesu" Gabriel Fauré - YouTube
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