東京都知事選(2016年7月31日投開票)に出馬している鳥越俊太郎氏(76)の女性スキャンダルを「週刊文春」最新号が報じ、波紋を広げている。 鳥越氏側はこれを「事実無根」と否定、刑事告訴したと明かした。ネット上では著名人も反応し、鳥越氏の対応への批判や、文春報道を疑問視する声も出ている。 橋下徹氏「訴える前に説明責任を」 問題になっているのは、7月21日発売(首都圏など)の文春が「鳥越俊太郎『女子大生淫行』疑惑」と題して掲載した記事。鳥越氏が2002年、当時大学2年生だった20歳の女性を富士山麓の別荘で誘い、強引にキスしたなどと報じた。記事には女性本人の証言はなく、当時の交際相手で現在の夫が語った内容が中心となっている。 鳥越氏の選挙事務所は、発売前日の20日夜、同誌編集部に抗議文を送り、公職選挙法違反と名誉毀損の疑いで東京地検に刑事告訴する方針であることを発表した。 こうした動きをうけ、