広角系ハイエンドコンパクトの雄はリコーの「GX200」で決まりか、と思っていたら、強力なライバルが登場した。パナソニックの「DMC-LX3」(以下、LX3)である。 パナソニックのLXシリーズといえば、16:9のワイドなCCDを搭載したユニークな広角モデルとして有名だったが、2年ぶりの新製品として登場したLX3は、デザインこそ2006年登場の「DMC-LX2」(以下、LX2)を継承しているものの、中味は一新。2008年型LUMIXの機能をすべて盛り込んだ上で、LXならではの仕様を多数盛り込んでいる。 最初の注目点はレンズとCCDである。