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ブックマーク / peer2peer.blog.fc2.com (3)

  • 著作権侵害は「盗む」のではなく、財産的価値を「希釈する」 | P2Pとかその辺のお話

    世間一般に流通しているある楽曲の量・価値は需要に応じて一定であるという前提に立ち、違法なコピー(つまり料金を徴収できないコピー)が増えることで全体の量が増し、その価値が減じられるのではなくて、希釈されるんじゃないか?というお話。個人的には、これまでの著作権侵害=泥棒という視点よりは非常に良い考えだと思うのだけれども、違法なファイル共有によってダウンロードされた楽曲の全てが、財産的価値に影響を及ぼすとも思えない。少なくとも、購入する意思はないがダウンロードする人もいるわけで。 原典:APPScout 原題:The Real Price of a Song 著者:Mark Hachman 日付:February 21, 2007 URL:http://www.appscout.com/2007/02/the_real_price_of_a_song_1.php これまで幾度となく、以下のような

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    mind 2007/02/26
    「インフレーション」 ――{著作権侵害の不法行為について逸失利益の算定 //著作物の内容情報の複製と、通貨製造との類似 ←→通貨に比べかなり速い速度で減価していく(流行…絶版/廃盤)。複製以外での流動性も低い。
  • 「利己的なシステム」と「利己的なユーザ」:ダウンロード/アップロードの独立性・依存性を考える | P2Pとかその辺のお話

    P2Pは究極的にはWebに収束するんじゃないかと P2Pソフト=アップロード機能+ダウンロード機能 上記の2つの記事を読んで思ったことをつらつらと書いてみます。 利己的なシステムというのも、なんだか間の抜けた感じですが、個人的にはWinnyやBitTorrentの設計思想というのは、システムにとって非常に利己的に作られていると思うのです。そしてそこに参加するユーザも、コストを最小にし、ベネフィットを最大にしようとする利己的な存在でもあります。という個人的な思いから、ダウンロード機能とアップロード機能の分離について考えてみます。もちろん、私の考えうるところとしては、P2Pファイル共有に限定されるわけですが。 利己的なシステム 利己的なシステムなどと言っても、利他的なシステムなんてあるのか、といわれれば、はて?といった感じですが、その利己性が何をさしているかというと、システムを維持し続けるため

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    mind 2007/01/09
    利己的なユーザの利己性を互いに抑制しあうことが、ユーザの制御可能性を限定してしまうものではあるけれど、全体として効率が担保される。 ――自分勝手を飼い馴らす。
  • 著作権保護期間延長議論:著作権者の遺族は自立できないのか? | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 著作権保護期間延長の公開シンポジウムがあったよというお話。延長賛成論者のチョイスが悪いのか、論理破綻しているせいなのかはわからないけれど、なぜ延長が必要かという明確な理由はまったく見られなかったようだ。「死後50年では配偶者が存命なことがあり、それではかわいそうだ」という意見があったようだが、亡くなった配偶者の財産を使い切ってしまってこれからどうしようと相談されれば、普通は「もう自立しなさい」というだろうし、「権利意識が高まっているのだから、延長もありだろう」という意見には、権利意識の高まりによってパブリックドメインの創造物の利用も権利と考えられるため、延長すればそれらの権利を20年も失うことになるという反論に、さらに論理的な反論は

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    mind 2006/12/22
    今生きている著作権者が不利な状況で出版社と契約させられ、管理団体による管理の名目上、自分の著作物を自由にできない状況を何とかするのが先だ ――! 問題の本質は、<大手作家と小手同人との利害衝突らしい。
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