タグ

2020年6月17日のブックマーク (2件)

  • 暗殺作戦、苦難のすべてがこの一冊にまとまった、圧倒的な密度を誇る大著──『イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史』 - 基本読書

    イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上) 作者:ロネン バーグマン発売日: 2020/06/04メディア: Kindle版イスラエルの諜報機関──モサド、シン・ベト、アマンの3機関はその能力の高さから世界中に恐れられている。何より暗殺の作戦数が豊富で、一説によるとイスラエルがこれまで国として行ってきた暗殺作戦は2700件にも及ぶという。イスラエルが国として成立したのが70年前の1948年であることを考えると、驚異的な数といえる。 というわけでこの『イスラエル諜報機関』は、そんなイスラエルの諜報機関がこれまで行ってきた暗殺作戦を、その最初期から現代に至るまで丁寧に追った一冊になる。イスラエルの諜報機関の情報って公開されてんの?? と疑問に思ったが、やはりまったく公開されていないみたいで、国防省に調査協力を求めても無意味。イスラエルの各情報機関に、法律の規定に基づいて過去の文書の資料開示を要求す

    暗殺作戦、苦難のすべてがこの一冊にまとまった、圧倒的な密度を誇る大著──『イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史』 - 基本読書
  • 2020年ネビュラ賞長編部門受賞作は現在のパンデミックを予言したかのような近未来SF A Song for a New Day

    作者:Sarah Pinsker フォーマット: Kindle版(ペーパーバック版はほとんど入手不可能) ファイルサイズ: 2986 KB 紙媒体でのページ数: 384 ページ 出版社: Berkley 発売日:2019/9/10 適正年齢:PG15(同性セックスの話題はあるが、露骨な表現はない) 難易度:中級+(新しい難易度で6/10。わからない単語はあると思うが、文章はシンプルで短い) ジャンル:SF/近未来小説 キーワード:パンデミック、隔離された社会、ライブミュージック、コンサート 文芸賞:2019年ネビュラ賞受賞作(長編部門) 2020年6月現在、世界はまだCovid-19のパンデミックの真っ只中だ。厳しい自宅待機(あるいはロックダウン)を解除している地域はあるが、そのために患者数が急増している地域もある。ワクチンが出来て広まるまでは、このパンデミックは収まらないし、公共の場で大

    2020年ネビュラ賞長編部門受賞作は現在のパンデミックを予言したかのような近未来SF A Song for a New Day