岡崎市立中央図書館は2011年2月25日、同図書館のWeb蔵書検索システムが2010年春にダウンした事件に関して、クローラー(情報自動収集プログラム)を使って同システムを利用していた中川圭右氏に非は無かったとする声明を発表した。同図書館は声明文で、閲覧障害の原因が三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)にあることや、中川氏の名誉回復を願っていることなどを述べている。 岡崎市立中央図書館のWeb蔵書検索システムは、2010年3月から4月にかけて何度かダウンした。同図書館が警察に被害届を提出したことから、クローラーを使って同システムにアクセスした中川氏が5月25日、業務妨害の疑いで逮捕された。最終的には不起訴となったが、犯罪がなかったことを示す「嫌疑なし」ではなく、容疑者が反省したことを検察が考慮したことによる「起訴猶予処分」だった。 この問題に関して岡崎市立中央図書館は今回、「事案発
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