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2018年5月20日のブックマーク (4件)

  • 是枝監督、パルムドール受賞に覚悟新た「本当に重い出来事」

    【写真】その他の写真を見る 審査委員長を務めた女優ケイト・ブランシェットは「この作品は演技、監督、撮影など総合的にすばらしかった。選ぶにあたって気に入っていた作品を落とさないといけないのはつらかったし、難しかったけど最終的に私たちは意見が合致したの。『万引き家族』はとにかく素晴らしかった」と称賛。 審査員のドゥニ・ヴィルヌーブ監督も「この作品は私たちに深い感動を与えてくれました。とにかく恋に落ちてしまった。上品で素晴らしくとても深い。魂をわしづかみにされた」とべた褒めした。 こうした賛辞を受けて会見に臨んだ是枝監督の記者会見および囲み取材の一問一答は以下のとおり。 ◆公式記者会見 ――カンヌでの3度の受賞の後ですが、『三度目の殺人』のような他のジャンルも挑戦していくのですか? 【是枝監督】今回の作品のカンヌでの認知と受賞によって、「家族」ドラマの作家だという風な捉え方がまたますます強くなっ

    是枝監督、パルムドール受賞に覚悟新た「本当に重い出来事」
  • 「人間の絆」問い続けて=「万引き家族」でカンヌ最高賞の是枝監督:時事ドットコム

    「人間の絆」問い続けて=「万引き家族」でカンヌ最高賞の是枝監督 人間の絆を描き、カンヌ国際映画祭の最高賞に輝いた是枝裕和監督の「万引き家族」の一場面 【カンヌ(フランス南部)時事】第71回カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門で最高賞パルムドールを獲得した是枝裕和監督は、家族をテーマにした作品で高い評価を受けてきた。受賞作「万引き家族」でも、犯罪でつながった「一家」を通し、人間の絆とは何かをテーマに、貧困など現代日が抱える諸問題を浮かび上がらせた。 是枝監督「万引き家族」に最高賞=第71回カンヌ国際映画祭 是枝監督によると、作品の着想を得たのは2016年ごろ。年金詐欺事件や家族ぐるみで万引きをしていた親子の話に、問い続けてきた「親はどういう時に親になるのか」という命題を絡めて物語を構成した。 近年は「海街diary」などパーソナルな視点によるホームドラマを発表してきたが、今作では「家

    「人間の絆」問い続けて=「万引き家族」でカンヌ最高賞の是枝監督:時事ドットコム
  • 是枝裕和監督、カンヌ最高賞受賞「社会のなかで見過ごされがちな人々を可視化」 : 映画ニュース - 映画.com

    最高賞受賞の喜びを語った是枝裕和監督[映画.com ニュース]第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された「万引き家族」がパルムドールを受賞した是枝裕和監督が、5月19日(現地時間)の受賞式後、日の報道陣の前でその喜びを語った。 パルムドールのトロフィーを持って現れた是枝監督は、「授賞式後ずっと持ち続けているので、じつは腕がもうがちがちなんです」と、少しリラックスした様子で笑顔をのぞかせた。そして「ふだんは緊張しないタイプなのですが、さすがに(壇上では)緊張しました。挨拶は喋りながら考えました。一番大きな賞を頂き、あと20年ぐらいは作り続けられる勇気をもらったと思います」とコメント。また今回家族をテーマにした作品で評価されたことについて、「『誰も知らない』のときにふだん社会のなかで見過ごされがちな人々を可視化させようと考えて作りましたが、今回もそれをストレートに出したつもりで

    是枝裕和監督、カンヌ最高賞受賞「社会のなかで見過ごされがちな人々を可視化」 : 映画ニュース - 映画.com
  • 是枝監督の「万引き家族」がパルムドール カンヌ映画祭:朝日新聞デジタル

    第71回カンヌ国際映画祭は19日夜(日時間20日未明)に閉幕を迎え、長編コンペティション部門に参加した是枝裕和監督(55)の「万引き家族」が、最高賞のパルムドールを受賞した。日映画のパルムドールは1997年の今村昌平監督の「うなぎ」以来、5作目となる。ベネチア、ベルリンを含めた世界3大映画祭での最高賞は、2002年に宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が金熊賞をとって以来となる。 「万引き家族」は、監督にとって13目の長編劇映画。東京の下町が舞台で、今にも壊れそうな平屋で身を寄せ合って暮らす「家族」の物語。一家の生活の糧は、樹木希林さんが演じる祖母の年金だ。足りない生活費を万引きをして補う日雇い労働者の治をリリー・フランキーさんが、そのの信代を安藤サクラさん、信代の妹役を松岡茉優さんが演じた。子役の城桧吏(じょうかいり)くんと佐々木みゆちゃんの表情豊かな演技も好評だった。 犯罪でしかつ

    是枝監督の「万引き家族」がパルムドール カンヌ映画祭:朝日新聞デジタル