WhatsAppは、Facebookの傘下企業が提供しているメッセージング・サービス。2億人以上ユーザーのいるインドが世界最大の市場であり、インドの文化や社会構造と切り離せない存在になっていて、若者だけでなく、年配も含め利用者層は幅広い。Facebookは2014年に190億ドル(約2兆1600億円)で買収したのだが、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏はWhatsAppを重要事業の1つと見ている。メッセージングアプリとして誕生したWhatsAppは次第に機能を増やし、決済機能まで搭載するに至った。すでにインドでは、この決済機能が試験提供されている。 ところが最近、WhatsAppはインドで殺人事件に関係するようになってきた。たとえば6月には、インド東部カルビ・アングロン県のある村を通過しようとしていた29歳男性とその友人が、暴徒化した数百人によるリンチに遭った。WhatsAp
![ただ村を通り過ぎようとしただけなのに… チャットアプリのデマを信じた暴徒によって5人が殺された](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/852672a56fb65fdbbe142d99e71b2fa3bd55eb95/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.buzzfeed.com%2Fbuzzfeed-static%2Fstatic%2F2018-09%2F8%2F16%2Fasset%2Fbuzzfeed-prod-web-06%2Fsub-buzz-4492-1536437154-1.jpg%3Fcrop%3D1332%3A697%3B125%2C191%2526downsize%3D1250%3A%2A)