今月めちゃくちゃいいアルバムが出まして、Headless Horsemanの5年ぶりのセカンドアルバム"Inhabited Shadows"なんですけども。 もう、1曲目から只ならぬ雰囲気があって、ウワッこれはやばいやつだと思って通して聴いたら期待以上に良かった。非4つ打ちのテクノながら、相当にフロア映えを意識したサウンド。ジャケットや表題のとおりダークファンタジー的世界観にあって、ただモノトーンなのではなく、情緒的でドラマがある。単体のアルバムとしてのみならず、BPMの幅が広いことから、ジャンルの枠を超えて広くいろんなタイプのDJに使ってほしい作品です。テクノの文脈で言うなら、6曲目の"Symphony of Sorrow"のパワフルなインダストリアルビートの上に流れる壮大なメロディーが美しい。 ◆ もうひとつ、今月はBoiler Roomで以前もコラボしたウクライナのパーティーCXEM
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