イスラエル軍に空爆され、炎を噴き上げるビル。AP通信などが入居していた=パレスチナ自治区ガザ地区で2021年5月15日、AP イスラエル軍は15日午後、パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市中心部にあるAP通信などが入居するビルを空爆した。理由についてイスラエル軍報道官は毎日新聞の取材に、「このビルには(ガザ地区を実効支配するイスラム組織)ハマスの情報機関があった」と説明。空爆の正当性を主張した。だが複数の報道機関が入居するビルの爆破には批判の声が上がっている。 攻撃の応酬は16日も続き、ロイター通信などによるとガザ側の死者は子供約50人を含む181人、イスラエル側は10人に上った。