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ブックマーク / nix-in-desertis.blog.jp (7)

  • nix in desertis:2024受験世界史悪問・難問・奇問集 その1(慶應大)

    今年も書き上げることができたので公開する。いきなり告知から入るが,もうすぐ4巻が発売する予定なので,お買い求めいただけると幸いです。4巻の校正作業はほぼ終わっているが,この2024年の記事と作業時期が重なったので,今年は少し大変だった。 【速報】突然ですが『絶対に解けない受験世界史4』を出版します! 著者は稲田義智さん@nix_in_desertis です! https://t.co/orMarDPCeo pic.twitter.com/bMYXPPMiss — パブリブ (@publibjp) March 15, 2024 <収録の基準と分類> 基準は例年と同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せ

  • nix in desertis:『けものフレンズ』感想

    ご多分に漏れず,私も最初は全くのノーチェックであった。そして作に気づいたのは,骨しゃぶりさんのこの記事だった。 ・アニメ『けものフレンズ』は人類史600万年を探求する 正直,この記事を読んだ最初の感想は「まーた骨しゃぶりさんは大げさに書きおってからにwww」だったのだが,1話を視聴してマジもマジだったので椅子から転げ落ちた。よくもまあ1話にあれだけ詰め込んだものだ。確かそれが1月27-28日頃で,まだ2話と3話の切り替わりくらいの時期だったと思う。3話までは立て続けに見てすっかりはまってしまった。おそらく同じような行動の人は少なからずいて,あの記事は『けものフレンズ』受容史を作るとしたら欠くべからざるものだと思う。世間的に爆発したのが2/6頃だそうなので,自分を含めてあの記事で見始めた勢は比較的アーリーアダプターの部類といえるかもしれない。もちろん,アプリ版からの支持者や1話ですぐ気づい

  • nix in desertis:ドイツ・フランス・ベルギー旅行記(項目別雑感)

    後編から。以下,パリをdisり続ける記事。 ○パリメトロについてのアレコレ パリについての印象を考えた際,悪い部分が凝縮されているのがパリ・メトロだということに気がついた。というわけで,パリ・メトロのダメな点について列挙し,パリへの悪口の代わりとしておく。 ・旅行者にはスリと詐欺師が寄ってくる → まあ何よりこれ。治安が悪すぎる。結果的に被害は4人全員ゼロだったが,あまりにも怪しく寄ってくる奴の多さに終始警戒心MAXであった。朝方と日中はマシ,というか一般市民も多く利用しているわけで,さすがにそうした視線がある場では犯行も難しいらしい。この辺は大多数の善良なパリ市民の皆様に感謝と言ったところか。一方,夕方と夜は正直駅自体に近寄りたくない。 → やはり自国のぬるま湯っぷりに浸かっている日人の被害者は突出して多いらしく,わざわざ日語でスリ注意のアナウンスがあった。 → 特に詐欺師は大変に印

    minesweeper96
    minesweeper96 2014/12/04
    カリーヴルストは美味しい
  • nix in desertis:バルテュス:絵画における『ロリータ』

    都美のバルテュス展を見に行ってきた。バルテュスは20世紀半ばに活躍した画家だが,父親がポーランド系(シュラフタの家系),母親がドイツ人であり,したがって当人はパリで生まれたものの国籍はドイツであった(戦間期にフランスに帰化したようだ)。しかも少年期はフランスとスイスで育ったので,根っからの根無し草である。ゆえに「何人か」という問いがこれほど無意味な画家も珍しい。ついでに言うとは日人であり,人も大の親日家であった。母もまた画家で,兄も小説家として名の知られるピエール・クロソフスキー(クロソウスキー)であるから,はじめから芸術に囲まれて育ったと言える。バルテュスの画業のスタートはなんと13歳と恐ろしく早い。極めて早熟であったが,同時に長寿でもあり,2001年に92歳(ほぼ93歳)で亡くなるまで創作活動を続けた。 画家として名声を確立してからもパリ,ローマ,そして終の棲家となったスイスのグ

  • nix in desertis:『ネギま!』に対する私的落穂拾い

    赤松健の新連載が始まった。この新連載は期待を持って読んでいるが,それは『ネギま!』の終わり方と無関係ではない。実はこのネタ,『ネギま!』が終わったタイミングで書こうと思っていたのだが,タイミングを逃して「次の連載が始まった時に」と思ってメモ書きのまま寝かせていたものであった。しかし結果オーライというべきか,新連載が『ネギま!』につながっているなら,むしろ今書いてしまうのが正解である。 私にとって赤松健は,途中まで人生に多大なる影響力を持っていた漫画家であった。『ラブひな』は,『シスプリ』と並んで私がこの道に入る原因であったし,『ラブひな』の影響で受検する大学も決まった。そして入った大学では『ネギま!』の影響を受けて第三外国語はラテン語にした。もっとも,ラテン語はほとんど身にならなかったが。なお,古代ギリシア語は授業1回目を受けた瞬間「ギリシア文字覚えられねぇ!」と気づいて早々に撤退した。そ

    minesweeper96
    minesweeper96 2013/09/11
    『「居心地のいい場所のない」初の赤松健作品』
  • nix in desertis:『東方コミュニティ白書2012』覚書(1) pp.1〜52

    3巻目となる『東方コミュニティ白書』。今回の書は,まず毎回掲載されている人気投票の分析と,それ以外としてはコミュニティ規模の盛衰に焦点を当てつつ「東方のコミュニティに衰退は見られるのか」というテーマを立てたものとなった。これに対する答えは,著者はあえて明確には書いていないものの,一読すればおおよそ皆同じような答えになるのではないかと思う。「確かに数字として縮んだ部分も無いわけではないが,それ以上に現状を維持した部分が多く,拡大したものもあるため,衰退とまでは言えない」というのが,私の感想である。以下は,それぞれのページについて,いつも通り所感をコメントしていく。 p.8 >>上海アリス幻樂団の動き 家の動きはけっこう激しい1年間だったが,正規ナンバーである『神霊廟』以外は印象が薄い。秘封好きや考察クラスタは決して界隈で大勢力ではない。一方,『三月精』が円満に終了したことは何よりも喜ばし

  • nix in desertis:第9回東方シリーズ人気投票分析(音楽部門・投票者アンケート)

    結果を再度はっておく。 前記事の総評・キャラ部門はこちら。 あと,神主結婚おめでとうございます。 ・音楽部門 セプテットが文字通り鬼のような強さで3連覇。オーエンが2位に入り込み,キャラ投票とともにスカーレット姉妹の躍進が目立った。ただし,キャラほど紅魔郷と他作品の差が見られない,というよりも実際には1・2位が独占されているだけで,平均的にはおそらく風神録のほうが高い。音楽部門は,キャラ人気に引きずられがちな面とキャラ人気からは独立している面の両面があるが,ここらへんの分析は私の手には余るので,『東方コミュニティ白書2011』のほうで詳細に分析されているからそちらをご覧頂きたい。 音楽部門は変動が少なく,あまり語るべきことがない。トップ10は『神々が恋した幻想郷』が入って『ネイティブフェイス』が外れただけ。『神々が恋した幻想郷』が5位に上がったのは少し驚いたが,あの曲は曲自体のすばらしさも

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