本日「群像」8月号が発売され、「群像」6月号に掲載された北条裕子氏『美しい顔』に関して、石井光太氏の著作『遺体 震災、津波の果てに』を参考にしながら、参考文献として未掲載だったとの説明、及びそれに対する謝罪がなされました。また、本来であれば「群像」6月号に掲載されるべきだった参考文献一覧も、あわせて掲載されました。 ここに至るまでの経緯の概要をご説明いたします。現在も協議は続いているため、やり取りの詳細などは控えさせて頂くこと、ご了承ください。 5月7日発売の「群像」6月号で上記の問題が生じたことを認識した講談社から、5月14日にまずは石井光太氏へ、両作品を比較した類似箇所のリストの提示、それを元にした事情説明と謝罪がありました。また『遺体』の版元であり、石井氏の代理人である弊社には、5月29日に同様の事情説明と謝罪がありました。29日の協議で、代理人である弊社が講談社に要望した主な点は以
人生相談本では、定型的な質問に「いらっ」とすることがある。僕もこれまでいくつか「人生相談」コーナーのようなものを雑誌で担当したことがある(今もしている)が、「これだけ言ってるのに、まだわかってもらえないのか」と思うと、答えがちょっと冷淡になる。でも、「これだけ言ってもわからない」のは、やはり「わかりにくい」話をしているからなのである。それなりの理由がある。 村上春樹さんは読者に対してきわめて「親切心」豊かな書き手である。読者にわかってもらおうという努力を怠ったことのない書き手が久しく主張してきて、それでもわかってもらえないことがある。それは「身銭を切る」ということである。 「身銭を切るって大事ですよね。他人のお金を使っていては、何も身につきません。本当に大事なことは多くの場合、痛みと引き替えにしか手に入りません」(「質問107」への回答)。同じことは言い回しを変えて、本書の中で繰り返し語ら
キャッチコピー 優秀作品5作発表!! 全6,015件の応募コピーの中から、悩みに悩んだ末、「これは思わず読みたくなる!」と担当者が唸った以下5作品に決定しました。 たくさんのご応募、本当にありがとうございました。 キャッチコピー募集(2017年7月14日~7月27日) 単行本 2017年8月22日刊行 一通ごとに世界が変わる!(50代男性) 日本の夏にぴったりな“じっとり”とする作品。読まずにいるのは、損ですよ。(20代男性) 読まないと割れませんよ?(10代女性) どうか一度読んでください。それだけです。(10代男性) 読み終わった瞬間再び読み返さずにはいられない。知らないまま読みたい。知ってまた読みたい毒と衝撃。(50代女性) 盗み見の快感。(Twitter投稿) これは、文字で描かれた騙し絵だ。(20代女性) THE ヤバイ ーもうこの本以外を、ヤバイと言えないー(10代女性) 「ど
人生相談本では、定型的な質問に「いらっ」とすることがある。僕もこれまでいくつか「人生相談」コーナーのようなものを雑誌で担当したことがある(今もしている)が、「これだけ言ってるのに、まだわかってもらえないのか」と思うと、答えがちょっと冷淡になる。でも、「これだけ言ってもわからない」のは、やはり「わかりにくい」話をしているからなのである。それなりの理由がある。 村上春樹さんは読者に対してきわめて「親切心」豊かな書き手である。読者にわかってもらおうという努力を怠ったことのない書き手が久しく主張してきて、それでもわかってもらえないことがある。それは「身銭を切る」ということである。 「身銭を切るって大事ですよね。他人のお金を使っていては、何も身につきません。本当に大事なことは多くの場合、痛みと引き替えにしか手に入りません」(「質問107」への回答)。同じことは言い回しを変えて、本書の中で繰り返し語ら
村上作品に関する素朴なクエスチョンから、日常生活のお悩み、ジャズ、生き方、翻訳小説、社会問題、猫、スワローズ、そして珍名ラブホテルまで――。大好評のうちに終了した期間限定サイト「村上さんのところ」が、書籍版と電子版2タイプで刊行されます! 選りすぐりの名問答をセレクトして、 フジモトマサルのイラストを加えた愛蔵版 何度でも読み返したい「人生の常備薬」 期間限定サイト「村上さんのところ」上で、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、じつに3716問! その中から、笑って泣いて考えさせる「名問答」473問を村上春樹本人がセレクト。可愛くてちょっとシュールなフジモトマサルのイラストマンガ51点を加えた待望の書籍版! 3716問の全回答を完全収録! 超人気サイトのスタイルをそのままに 手軽に携帯してたっぷり読める電子版 期間限定サイト「村上さんのところ」上で、村上春樹が3か月半にわたって続けた回
村上春樹があなたのメールに“できる限り”答えるサイト「村上さんのところ」がオープンしました。いろいろな質問・相談をお待ちしています。
重力の虹(上) トマス・ピンチョン、佐藤良明/訳 耳をつんざく叫びとともに、V2ロケット爆弾が空を切り裂き飛んでくる。ロンドン、1944年。情報局から調査の命を受けたスロースロップ中尉は――。ピューリッツァー賞が「卑猥」「通読不能」と審査を拒否した超危険作にして、今なお現代文学の最先端に屹立する金字塔がついに新訳。詳細な註と膝を打つ解説、索引を付す。 ISBN:978-4-10-537212-5 発売日:2014/09/30 重力の虹(下) トマス・ピンチョン、佐藤良明/訳 耳をつんざく叫びとともに、V2ロケット爆弾が空を切り裂き飛んでくる。ロンドン、1944年。情報局から調査の命を受けたスロースロップ中尉は――。ピューリッツァー賞が「卑猥」「通読不能」と審査を拒否した超危険作にして、今なお現代文学の最先端に屹立する金字塔がついに新訳。詳細な註と膝を打つ解説、索引を付す。 I
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く