日本オラクルやピクシブなど、IT企業を中心に「社員犬」を導入する企業が出始めている。彼らは職場に安らぎを与え、企業の広報活動までを担当してしまう。こうした効用が経営層に理解されれば、近い将来、社員犬と一緒に仕事をする日がくるかもしれない。 週に1度会社を訪れ、従業員とふれ合い、業務のストレスを軽減する――こんな仕事をしている社員が日本オラクルにいる。社員犬の「ウェンディ」だ。同社によると、ウェンディと接している社員からは、リラックスした状態を示すアルファ波が計測できた。職場を取り巻く雰囲気の改善に社員犬が貢献している。 このように社員犬を導入するIT企業が増え始めている。イラストSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を運営するピクシブは、社員犬自らが会社の宣伝役を買って出ている。その姿はビジネスマンならぬ「ビジネスワン」だ。あなたのオフィスでも社員犬が活躍する日がくるかもしれない