[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 地域によって正月料理はいろいろあると思います。 その地元の特産であったり、何らかの歴史があっての風習だったり。 山形県の米沢市では故意を輪切りにした者を甘露煮にする「鯉の甘煮(うまに)」が正月料理の定番だそうです。 米沢は内陸なのでタンパク源として食べる習慣になったのかと思いましたが、鯉を買うようになったのはある歴史がありました。 今でも地元で慕われ米沢藩の改革をした上杉鷹山(ようざん)(1751~1822年)が、内陸で海の魚が少なかった米沢での冬のタンパク源として池に鯉を飼うことを家臣に奨励したのが始まり。 農業にも従事していた藩士は防火用の池も屋敷内に持っていて、そこで鯉を飼ったそう。 そんな歴史から行事や祝いの席で鯉をふるまったり贈答品にしたりした習慣が始まり、鯉は尾頭付き