2016/11/14 0:44 イタリア自転車界の闇「ペイ・トゥー・ライド」 イタリア自転車界の闇:所属チーム確保のために選手がチームにカネを払う「ペイ・トゥー・ライド」、世界の自転車大国が苦悩するマネーゲーム、イタリア弱体化の原因はここにあり Tweet 0 昨年度話題になった、イタリアで選手がチームに所属する権利を金で買っているという疑惑の深刻さがより克明になってきている。イタリアの強豪チーム、ウィリエール・サウスイースト、バルディアーニCSF、アンドローニ・ジョカットリのの監督が証拠不十分と認められたばかりだが、詳細な状況が警察の調査ではっきりとしてきたことで、イタリア自転車界の闇が徐々に見えつつある。 昨今スポンサー難に苦しんでいる自転車界、でもそれは今に始まったことではない。しかしそれが悪しき習慣をイタリアで生み出していたことは、つい最近になるまで表沙汰にはならなかった。ジャ
2016/11/12 1:45 UCI改革は一進一退 UCI改革は一進一退、来シーズンのチーム削減は撤回、18のワールドツアーチームに正式決定!ワールドツアーレース増加もそれらへの出場義務はなしも新たな対立も、改革は痛み伴う Tweet 0 UCI改革が進められる中、急すぎる改革にアレルギー反応も見られ、全ては一筋縄ではいかないい状況となっている。UCIのプロサイクリング委員会(PCC)が会合を持ち、すでに先日伝えたとおり、UCIはワールドツアーチーム削減を撤回、来シーズンも18チームでシーズンを戦うこととなった。これによりディメンション・データは無事ワールドツアーライセンスを維持することに成功した。 PCCはレース主催者、チーム関係者、現役選手などを含むレース関係者から構成されており、UCIが主導する改革をどう進めていくかを最終判断をする立場にある。紆余曲折あったが、最終的には予定し
今年もさいたまの街を大興奮に陥れたさいたまクリテリウム、やはり世界クラスの走りは誰の目から見ても迫力十分だった。4賞ジャージを中心としたショーアップされたレースながらも、要所要所で世界クラスの選手たちが見せる本気の走りは、沿道の観衆、そしてさいたまアリーナの観衆の心を鷲掴みにした。 そんなレースは世界チャンピオンのピーター・サガン(ティンコフ)、今年のツール覇者、マイヨ・ジョーヌのクリス・フルーム(チームスカイ)、ツール新人賞、マイヨ・ブランのアダム・イェーツ(オリカ・バイク・エクスチェンジ)、全日本チャンピオンの初山翔(ブリヂストンアンカー)の4人がレース最終盤に抜け出すと、そのまま後続とのタイム差を保ったままゴールスプリントへと持ち込まれた。そして最後は世界チャンピオンのサガンが圧倒的な加速力を見せ優勝、仕掛けた初山は粘ってサガンに喰らいつき2位、日本人若手として一つ結果を残した。そ
2016/10/28 11:00 メカニカルドーピング考案者がUCIの検査報奨は不十分と指摘 メカニカルドーピング考案者がUCIの検査報奨は不十分と指摘、「特定の選手を名指しでチェックしろと教えたが、UCIはそれを拒否した」と告白、UCIは自らの検査方法しか認めず メカニカルドーピングが話題に上がるようになって久しいが、その考案者の一人とされているハンガリーのエンジニア、イスタヴァン・バリアスが取材に答えた。そこから見えてくるUCIの対策がいかに不充分であるかという現状、大事になる前に改めてチェック体制に改善が必要なことを感じさせた。 開発者だからわかることは多くある、それを理解した上で、フランス警察はツール・ド・フランスでのメカニカルドーピングの検査に関してバリアスに協力を仰いだのだ。しかしなんとUCIはこのフランス警察の検査を拒否したのだ。 「全く利益に関係のない第三者であるフラ
2016/10/27 10:47 ディメンションデータに朗報!土壇場でライセンス確保へ ディメンションデータに朗報!急転直下ASOとUCIが来シーズンも18チームを維持することを決定!UCI改革に盲点、ASOもディメンションデータとのデータ提供契約があり妥協 昨日の記事で報告したディメンション・データがワールドツアーライセンスを失う可能性が、急転直下回避される事になった。UCIが改革の一環として、最終的にワールドツアーを16チームに減らすという予定は、いきなりの過程変更となった。最終決定は11月に行われる会議で決定となる予定だが、唐突な方向転換とその裏事情には今後批判が集まりそうだ。しかしレース界にとっては、ツールでステージ5勝を挙げ、若手育成とアフリカ人選手たちへチャンスを与えるポリシーを持った貴重なチームが残ることの価値は計り知れない。 漏れてきた内容からすると、ディメンションデー
2016/10/27 6:30 第100回ジロ・デ・イタリア2017 第100回ジロ・デ・イタリア2017プレゼンテーション:イタリア全土をめぐる最強の称号をかけたバトル!大会前半はスプリンター、後半はクライマーのための激戦ステージが盛り沢山 ツール・ド・フランスに引続き、ジロ・デ・イタリア2017年度のコースプレゼンテーションが催された。遂に第100回を迎える2017年度のジロ・デ・イタリアは全21ステージで構成され、5月5日、端午の節句にサルディニアで始まり、お馴染みミラノでの28km個人TTで5月28日で幕を閉じる。合計3752kmの激戦は、今年も山岳がふんだんに盛り込まれたハードな大会となりそうだ。来年度の大会では、大会前半に6ステージのスプリントステージが用意されるが、第13ステージを最後に後半は山岳バトルが設定されている。 そんなプレゼンテーションには豪華なメンバーが顔を揃
2016/10/25 19:03 ライセンス更新に赤信号のディメンション・データ ライセンス更新に赤信号のディメンション・データ、「僕らはお金でポイントを買わない」と若手育成のポリシーを示すも、ポイントが足らず来シーズンのワールドツアーライセンスを失う可能性大 来シーズンのワールドツアーライセンス数が18チームから17チームになるのに伴い、どのチームがライセンスを獲得するかに注目が集まっている。2チーム消滅に対して2チームが新規参入、そしてもう一致ん〜む消滅するかと思われていたチームがスポンサーを獲得して生き残りを決めたことで、ワールドツアーライセンス争奪戦は先が見えない激戦となっている。果たしてUCIはどのような判断を下すのか、その結果に注目が集まる。 まずティンコフとIAMサイクリングが消滅、そして今シーズンプロ・コンチネンタルだったボーラ・アルゴン18がボーラ・ハンスグロエとして
2016/10/24 5:03 ジャパンカップ ジャパンカップ:クリテリウムは別府史之が連覇!トレックが抜群のチーム力発揮!ロードはヴィレラが独走勝利!2位3位はオリカ・バイクエクスチェンジが確保、世界の壁熱く国内勢は今年も惨敗 今年も沿道をファンが埋め尽くしたジャパンカップ、初日のクリテリウムでは別府史之(トレック・セガフレド)が引退するファビアン・カンチェラーラらチームメイト達の完璧なお膳立てを活かして連覇を成し遂げた。そしてロードレースでは今年のイル・ロンバルディアで5位に入り勢いに乗るダビデ・ヴィレラ(キャノンデール・ドラパック)が抜け出すとそのまま独走力を見せつけ圧勝、25歳の若者がシーズン最終盤で一つ結果を出した。
2016/10/21 15:28 ホアキン・ロドリゲスも引退撤回!バーレーン・メリダ移籍 コンタドールに続きホアキン・ロドリゲスも引退撤回!バーレーン・メリダ移籍で2017年を戦うことに!その後はチームスタッフとして運営に関わることも決定 アルベルト・コンタドールの引退撤回があった今シーズン、もう一人時代を築いてきた男が引退を決めていた・・・しかし名残惜しげに語る様子から、現役への未練は感じられていた。その男はホアキン・ロドリゲス、クラシックからグランツールまでを得意とするオールラウンド選手でありながら、グランツール制覇には運がなかった男だ。そして満を持して?ホアキンが引退を撤回、来シーズンバーレーン・メリダで新城幸也のチームメイトとなることが決まった。 今回のこの引退延期の先には、2018年度より2年間このチームのテクニカルアドバイザーとしてチームに残留することも決まった。今年はとり
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