富士通の「FMV-BIBLO LOOX U50WN」(以下、U50WN)と工人舎の「KOHJINSHA SH6WP10A」(以下、SH6WP10A)は、UMPC向けの新プラットフォーム「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を採用することで、携帯性、性能、価格をバランスよくまとめた超小型ノートPCだ。いずれもモバイルPCに関心の高いユーザーから熱い視線を集めている。 これら2製品を検証する本特集では、第1回でベンチマークテストプログラムを実施、第2回でさまざまな面から使い勝手を比較した。そして最終回となる第3回では、U50WNとSH6WP10Aをポータブルメディアプレーヤーとして活用した場合の実用性をチェックする。実際、今回取り上げている2台のPCでは、メディアプレーヤーとしての能力に期待する人も多いだろう。 PCに保存した動画をどこまで再生できるのか? 昨今は
本特集では「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を採用した超小型ノートPC、富士通の「FMV-BIBLO LOOX U50WN」(以下、U50WN)と工人舎の「KOHJINSHA SH6WP10A」(以下、SH6WP10A)をさまざまな角度から検証する。前回はベンチマークテストプログラムによる性能評価をお届けした。今回は、小型ノートPCとしての使い勝手やバッテリー駆動時間を比較していく。 柔軟な運用が可能なコンバーチブル型ボディ まずはボディの形状だが、いずれも利用シーンに応じて操作方法が選べるコンバーチブル型を採用する。机上では液晶ディスプレイを開いて通常のノートPCと同じように扱えるほか、移動時などに感圧式タッチパネル搭載の液晶ディスプレイを180度回転させて本体と重なるように折りたためば、タブレットPCのスタイルになり、画面にスタイラスや指で直接触れるこ
Intel Ultra Mobile Platform 2007で“小さくて安い”UMPCが現実に この夏は、インテルがUMPC(Ultra-Mobile PC)向けプラットホームの「Intel Ultra Mobile Platform 2007」を投入したことにより、コストパフォーマンスの高い小型ノートPCが国内で相次いで販売され、好評を博している。それが、富士通の「FMV-BIBLO LOOX U」と工人舎の「KOHJINSHA SH6」シリーズだ。 これらはB5サイズ未満の小型ノートPCだが、その枠の中でもサイズ、価格ともに違いがあり、メーカーが想定する主要な購買層も異なっている。しかし、どちらも「小型で軽量、しかも安価なノートPC」であることは確かで、UMPCが欲しいと考えているユーザーにとって、非常に気になる存在だろう。 2製品ともすでに量産試作機でのファーストインプレッション
昨年秋に10万円を切る手ごろな価格で登場し、人気を博した工人舎のミニPC「SA1F00A」。1キロを切る軽量ボディや、HDDに入手性が高くコストパフォーマンスに優れた2.5インチタイプを採用するなど“通”好みの仕様も好評を博した要因だろう。その後も、プラチナホワイトカラーモデルの追加や液晶ディスプレイにタッチパネルを備えたモデルの追加などバリエーションを増やしてきたが、6月26日に待望の新モデルSH6シリーズが登場。8月2日には32GバイトのSSDを搭載したモデルもラインアップに加わった。 SH6シリーズでは、プラットフォームを「Intel Ultra Mobile Platform 2007」に改め、標準でワンセグチューナーを内蔵したのが見どころだ。また、OSも従来のWindows XPからWindows Vistaに変更されるなど、これまでのコンセプトを引き継ぎつつ、性能を大幅にアップ
Intelが提唱するUMPCプラットフォーム「Intel Ultra Mobile Platform 2007」に準拠する、富士通の「FMV-BIBLO LOOX U50WN」(以下LOOX U)。タッチパネルを利用したコンバーチブルスタイルを実現しながら、重量約580gと非常に軽量かつコンパクトなボディを実現している。 ●Intel Ultra Mobile Platform 2007を採用 LOOX Uは、6月にビジネス向けとして一足早く発売された超小型モバイルPC「LIFEBOOK U」を一般ユーザー向けとして発売したもの。2007年4月に北京で開催されたIntel Developer Forum Beijing 2007で発表されたUMPCプラットフォーム「Intel Ultra Mobile Platform 2007」(UMP 2007)を採用する超小型ノートである。UMP 2
日本ヒューレット・パッカードは2007年6月28日,サーバー機「HP ProLiant ML115」を1万8900円(最小構成の場合)で販売開始した。5月24日に,同製品を9月27日まで2万5200円で販売する「ホップ・ステップ・ジャンプ・キャンペーン」を開始したばかりだった。価格を6300円引き下げたのは,「市場調査による結果」(同社広報部)としている。今回の値下げは一時的ではなく,キャンペーンが終了する9月27日まで継続する。 HP ProLiant ML115は,注文時に仕様を変更できるBTOを採用し,最小構成ではAthlon 64 3500+,512Mバイトのメモリー,80Gバイトのハード・ディスク,48倍速のCD-ROMドライブなどを搭載する。通常価格は3万9900円であり,2万1000円も安くなっている。 最小構成ではOSをプリインストールしていないが,Windows Serv
すでに海外向けには発表されていた富士通のUltra Mobile PC(UMPC)の日本版として企業向けの「LIFEBOOK U」と一般市場向け「LOOX U」が発表された。詳しいスペックやモデルラインナップは製品発表時の記事に譲り、今回はLOOX Uの開発者へのインタビューを紹介したい。 インタビューに応じていただいたのは、富士通のパーソナルビジネス本部 ソリューション開発統括部 PC/ユビキタス企画グループ プロジェクト部長 日野正康氏と、パーソナルビジネス本部PC事業部モバイルノート技術部プロジェクト課長の遠山賢治氏の2人である。 今回発表されたLIFEBOOK UとLOOX Uは区分けはされているものの、LOOX Uに置いてもOSがWindows XPに限定されるなど、個人向けとしては、ちょっと変わった位置づけとなっている。 --企業向けのLIFEBOOK Uが先行した形になりまし
まずは「親指タイプ」でキーボードをチェックする 富士通のUMPC「FMV-BIBLO LOOX U50WN(以下、LOOX U)は、単なるUMPCではなく、「国内大手PCメーカー製UMPC」「クラムシェルも可能なコンパーチブル筐体」「Intel Ultra Mobile Platform 2007採用」といった注目すべき特徴をもった製品だ。LOOX Uは富士通の直販サイトWEB MARTのみの限定販売で、価格は最小構成で13万9800円であるが、無線LANモジュールを追加すると14万4800円となって、これでようやく最低限使える仕様になる(メモリ容量を1Gバイトにするか、HDDを40Gバイトにするか、外付け光学ドライブを追加するかはユーザーによって判断が分かれるところだろう。携帯利用を重視するユーザーは大容量バッテリーも追加したいと考えるかもしれないが、重量増を考えると、あまり得策といえな
薄くて軽いけれど、キャシャだったり、バッテリが持たなかったり。 性能や品質はいいけれど、バッグの出し入れにもたつくボディだったり…。 東芝は、こうしたモバイルのさまざまな不安や不満を解消するために、 22年にわたるノートPCづくりで培った差異化技術と豊富なノウハウを結集。 薄さと軽さ以上に、技術的なハードルが高い堅牢性や高品質、長時間駆動、充実スペックなどをクリアして、 12.1型ワイドのモバイルノートに仕上げました。 dynabook SS RX1。モバイルに求められるすべてをここに。 待ち望んだ真のモビリティが、RX1からはじまります。 *1 オープン価格の製品は本体希望小売価格を定めておりません。 *2 ハード/メモリドライブの容量は1GBを10億バイトで算出しています。 *3 JEITA測定法Ver1.0による値〈標準バッテリパック装着時〉。 *4 標準バッテリパック装着時。 *5
発売中 価格:BTO 富士通株式会社は、企業向けの1,024×600ドット(WSVGA)表示対応5.6型ワイド液晶搭載小型ノートPC「LIFEBOOK U」(型番:FMV-U8240)の受注を開始した。出荷開始は6月中旬の予定。 本体サイズ171×133×26.5~32mm(幅×奥行き×高さ)、重量約580gと、Windows PCとして世界最小を謳う小型ノートPC。同製品は中国・北京で行なわれたIDF 2007に名称不明のUMPCとして展示されていたもので、Intel Ultra Mobile Platform 2007を採用し、CPUにIntel A110(800MHz)を搭載。 液晶はタッチパネルを採用し、液晶画面が回転するコンバーチブル型タブレットPCとしても利用できる。画面は液晶の回転にあわせ自動で180度回転するほか、設定ボタンにより縦90度回転表示も可能。タブレット形態での使
このところ、薄型、軽量かつ堅牢性に優れたサブノートが次々に登場し、モバイルユーザーにとって目移りする嬉しい状況が続いている。そういった中で、また新たなマシンが登場した。それが、工人舎の「KOHJINSHA SAシリーズ」だ。軽量かつ堅牢性が高いだけでなく、小ささにもこだわっており、サイズ的にはサブノートというよりミニノートに分類したほうがいいマシンとなっている。 今回、40GB HDD搭載モデル「SA1F00A」をいち早く試用できる機会を得たので、さっそく詳細を見ていくことにしよう。 ●往年のLibrettoやLOOXを彷彿とさせる超小型マシン 現在発売されている、いわゆる“サブノート”というカテゴリーに位置付けられるモバイルノートは、その多くが12.1型液晶を搭載し、重量が1kg前後~1kg前半という製品が中心。CPUにデュアルコアCPUであるCore Duo/Core 2 Duoを搭載
工人舎が発表した「KOHJINSHA SAシリーズ」は、手ごろな価格と気軽に使用できるサブノートをコンセプトとしたミニノートPCだ。 HDD容量とOffice Personal Edition 2003の有無で2モデルが用意され、同社の直販Webサイトのほか、ヨドバシカメラ、ソフマップとビックカメラ、上新電機、ベスト電器の各主要店で販売が行われる。同社のWebサイトでは11月7日から予約受付が始まり、12月1日から順次出荷される予定だ。 主な仕様は下の表にまとめたが、コンシューマ向けPCとしてはCPUにAMD Geode LX800を採用しているのが目新しい。ファンレス仕様で静音性に優れているのも特徴だ。液晶ディスプレイは7インチワイドの光沢パネル付きで、解像度は800×480ドット、プレビューモードを使えば1024×600ドットまで表示が可能だ。また、液晶ディスプレイは時計回りに180度
富士通(株)は13日、企業向けノートパソコン“FMV-LIFEBOOK”シリーズのラインアップを一新。23機種を新たに発表した。 既報の通り、フラッシュメモリーディスク(SSD)と自動暗号化機能付きHDDの選択が可能なモバイルノートパソコンが追加された。また、A4ハイスペック機の“FMV-LIFEBOOK E”シリーズをフルモデルチェンジ。15.4インチワイド液晶パネル採用で、重さ約2.3kg(光学式ドライブ非搭載時)、最薄部28.2mmの“オフィス内モバイルパソコン”として新たな提案を行なっている。 新しいタイプの記録装置に対応したモバイルシリーズ LIFEBOOK QシリーズとBシリーズに関しては、基本的にマイナーチェンジという位置付けで、従来機種の特徴を継承しつつ、カスタムメイド(BTO)オプションの追加や基本仕様の底上げが行なわれている。SSDの搭載に関しては、高速化、低消費電力化
富士通(株)は13日、“超軽量・超薄型”をうたったモバイルパソコン“FMV-LIFEBOOK Q”シリーズにカスタムメイドでフラッシュメモリーディスク(SSD)が選べる新モデル(FMV-Q8230)を発表した。 韓国サムスン電子社製のディスクを使用しており、容量は16GB(+8万円)と32GB(+16万円)が選べる。SSD対応のノートパソコンは同社初。富士通では、SSDの搭載によりバッテリー駆動時間がJEITA測定基準で最大30分延長するほか、Windowsの起動時間も58%短縮。2.5インチHDDに比べ、75gの軽量化が図れるとしている。 また、B5ノートの“FMV-LIFEBOOK B”(FMV-B8230)シリーズでは、世界初をうたう“自動暗号化機能付きHDD”が選択できるようになった。これは米シーゲイト・テクノロジー社との協業で実現したもので、データ書き込み時の暗号化、読み出し時の
富士通、薄型ノート「LIFEBOOK Q」にシリコンディスク搭載 ~暗号化機能付きHDD搭載B5ノートも 10月下旬より順次発売 連絡先:購入相談窓口 Tel.0120-719-242 富士通株式会社は、企業向けノートPC「FMV-LIFEBOOK Q」、「同B」シリーズをマイナーチェンジし、10月下旬より順次発売する。 ●シリコンディスクを選択可能なFMV-Q8230 FMV-Q8230は、5月に発売した1スピンドル機FMV-Q8220のマイナーチェンジモデルで、新たにBTOオプションに容量16GB/32GBのシリコンディスクを追加した。20GB HDDからの差額はそれぞれ+84,000円/168,000円。そのほかメモリ/HDD容量、無線LANの有無などを選択可能。 そのほかの仕様は従来機種を継承。最小構成はCPUに超低電圧版Core Solo U1400(1.20GHz)、メモリ51
松下電器産業は4月25日、ノートPCブランド「Let's note」の2006年夏モデルとして、従来のラインアップを引き継ぐ「CF-Y5」「CF-W5」「CF-T5」「CF-R5」の4モデルを発表した。すべてのモデルでIntel Core Duo/SoloとIntel 945GMSを組み合わせた最新プラットフォームへ移行したほか、バッテリー駆動時間を大幅に向上しているのが特徴だ。また、初代Let's note(AL-N1)の誕生から10年めを数える今年は、「タフモバイル」をさらに進化させたキーボード全面防滴モデル(CF-Y5)が登場している。実売予想価格はCF-Y5が26万円前後、CF-W5が24万円前後、CF-T5が21万5000円前後、CF-R5が20万円前後で、5月19日より順次発売される予定。 キーボードに水をこぼしても耐えられる「CF-Y5」 14.1インチ液晶モデルのCF-Y5
松下電器産業は、都内でLet'snote夏モデルに関する発表説明会を開催した。1996年に誕生し10周年という節目を迎えた「Let'snote」シリーズは、「軽量」「長時間駆動」「タフ」といったモバイルの本質を徹底追求したというモデルだ。 モバイルPC事業について紹介を行ったのはパナソニックAVCネットワークス ITプロダクツ事業部 事業部長 高木俊幸氏。同社は現在、フィールドモバイル「TOUGHBOOKシリーズ」と、ビジネスモバイル「Let'snoteシリーズ」を展開しているが、共に今後の成長分野であるとして注力しているとのことだ。また、共に"モバイルPC"であり、そのモバイルPCに要求されるニーズとして「軽量」「長時間駆動」「タフ」など9項目を挙げ、そのなかでも「背反する技術要素を同時に実現する」とした。そしてLet'snote夏モデルは「軽量」「長時間駆動」「タフ」をさらに推し進めた
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