クーペカブリオレ(coupé cabriolet 、別名:クーペコンバーチブル、リトラクタブルハードトップ、バリオルーフ)とは自動車のボディタイプの一つで、開閉式ハードトップを備えたオープンカーのことをさす。 幌の代わりに鉄(もしくはアルミやFRP)の屋根を開閉するため、オープン状態ではカブリオレに、クローズド状態ではクーペに変身できるのが特徴である。ただし、屋根を収納するスペースとしてトランクを使用するためデッドスペースが生じ、車両によってはカブリオレ時にはトランクとしての使用はほぼ不可能な車両もある。 プジョー 601 C エクリプス 1934年 この機構の嚆矢とされるのが、歯科医でありながら自動車の設計とスタイリングにもその才能を発揮したフランスのジョルジュ・ポーラン(Georges Paulin)が1933年(1932年説もあり)に特許を取得した、「エクリプス」と名付けられた電動油