(オランダ「ブレンドル」を立ち上げたアレクサンダー・クロッピング。ブレンドル提供) イタリア・トリノで先週開かれていた、世界新聞大会(+世界広告会議、編集者会議)。毎年開催されている会議で、筆者にとっては昨年のバンコク大会についで、2回目の参加だった。(読売オンラインで大会の模様について2回書いているので、ご関心のある方は参考にされたい。「ネット時代のメディアの変革者」、「報道の自由を守る戦い」) 今年の大会は、たった1年でこれほど変わるかと思うほど違っていた。自分自身が非常に知的刺激を受けた。そのいくつかをまとめてみた。 (1)クロスオーバーの時代(紙かデジタルかの二者択一ではない) 米ニーマンジャーナリズムラボのコラムでも著名なケン・ドクターが、あるセッションのモデレーター役を行い、そこで言ったいろいろな言葉が刺激的だった。 「インターネットが広く使われるようになって23年。私たちはい
![世界新聞大会で気づいた7つのこと | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e5515842c2a3281838409c4c8dc4875fd4e58c27/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F201406%2F17%2F26%2Fc0016826_17244124.jpg)