【ロンドン五輪最終日・特集】佐藤強化委員長から米満達弘に金メダル伝説継承！【ロンドン（英国）、文＝増渕由気子、撮影＝矢吹建夫、保高幸子】男子レスリングに24年ぶりに金メダル！ 男子フリースタイル66kg級の米満達弘（自衛隊）が、ロンドン五輪最終日に遂にやってくれた。決勝戦で2010年世界選手権優勝のスシル・クマール（インド）を２－０で破って優勝。1988年ソウル五輪フリースタイル48kg級の小林孝至、フリースタイル52kg級の佐藤満（現男子強化委員長）以来24年ぶりの金メダルを獲得した（右写真）。 「夢みたいです。金メダルを取るのが目的だったんですけど、取れるとは思わなかったです」。決勝戦で勝った瞬間、米満の個性的な勝利ダンスもさく裂！ スタンドも24年ぶりの歓喜に包まれた。「やった！ 米満、金メダル！！」。佐藤強化委員長が顔をくしゃくしゃにして涙を流した。 まさに取るべくして取ったという貫録のＶだ。今回のロンドン五輪は、大会３連覇が男女あわせて３人も出るなど、
