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2021年8月27日のブックマーク (2件)

  • 輸送問題を近似的に行列計算で解く(機械学習への応用つき) - 私と理論

    輸送問題と呼ばれる問題があります. この問題は,普通は線形計画法やフローのアルゴリズムを使って解かれます. この記事では,この輸送問題を近似的に行列計算で解くアルゴリズム(エントロピー正則化 + Sinkhorn-Knopp アルゴリズム)を紹介します. 輸送問題とは アルゴリズム 得られる解の例 なぜこれで解けるのか? 競プロの問題を解いてみる 機械学習界隈における流行 まとめ 輸送問題とは 輸送問題とは以下のような問題です. 件の工場と 件の店舗からなる,ある商品の流通圏があるとする. 各工場には 個の在庫がある.. 各店舗では 個の需要がある. 在庫の総和と需要の総和は等しいとする (すなわち ). 工場 から店舗 に商品を一つ運ぶためには の輸送コストがかかる. 各工場 から各店舗 への輸送量 を適切に決めて,各店舗の需要を満たしつつ輸送コストの総和を最小化せよ. 輸送問題は最適化

  • mod で計算するときに零の重複度も持つテク - うさぎ小屋

    概要 通常の整数の乗除算を、計算過程に出現する数の最大値を小さくするなどの目的で、ある $p$ に対して $\bmod~ p$ で計算することがあります。 しかし、$p$ が途中に出現する数より小さい場合には、もともとは $0$ ではないのだが $\bmod~ p$ では $0$ になってしまうような数が問題となることがあります。 このような場合には、整数 $a$ に対して $b = a ~\bmod~ p$ の値だけでなく、その整数 $a$ が約数として $p$ をいくつ含むかの数 $c$ も管理するとうまくいくことがあります。 つまり $a = b p^c$ に対して単に $b$ のみを持つのでなく組 $(b, c)$ を持つようにするとうまくいくことがあります。 また、計算の過程では $c \lt 0$ のような組 $(b, c)$ を許して考えると便利です。 例題 1: AtCod