【台湾 子育て事情（下）】共働きは当たり前 家事平等、託児の支援も充実＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース台湾では、女性の高学歴化とともに共働き家庭が一般的になってきた。 台湾の大使館にあたる台北駐日経済文化代表処の広報担当、沈來儀さんは「台湾では専業主婦は極めて少ない。結婚しても働くという意識が強いです」と話す。 台湾では、出産休暇は８週間。育児休暇の制度もあるが、出産後、２カ月ほどで職場に復帰する例がほとんどだという。「妻も経済的に自立していた方がいいという考えもあるからです」と沈さん。台湾では男性も平等に家事を行うほか、朝食から夜食まで手頃な値段の外食メニューも充実しているという。 母親が働いている場合、子育てを担うのは、（１）祖父母などの家族（２）幼稚園や託児所（３）外国人などの家政婦（４）入園前年齢の子供を預かり、保育してくれる保母－のいずれかになる。 保母の場合、保母宅で複数人を集めて預かるケースのほか、家庭を訪問して保育するケースなどさまざまな選択肢があるという。 ◆ストレス軽減
