認可保育所への入所を待つ待機児童の解消に向け、明石市は、子どもの減少によって一部の幼稚園に生じている空き教室を、0~2歳児用の保育所に転用する方針を打ち出した。来年度中にも、待機児童が多い西明石、大久保地域の2~4園で、各20~30人程度を受け入れたい考えで、今後、地域との調整や施設の改築などを進める。 市は2004年度以降、保育所の新設や分園設置、増改築による定員増などで、受け入れ数を計747人増やした。だが、景気低迷などを受けて働きに出る母親が増えた影響で保育の需要が高まり、今年4月現在で48人が入所を待っている。 一方、少子化を背景に市内の市立幼稚園は空き教室が目立つ。そこで、保育所の新設や増改築と比べて経費が安く済むことから、市は特に希望が多い0~2歳児の待機解消に向けた緊急的な試みとして、空き教室を活用することにした。 1園で2~3室を確保した上で、水回りやエアコンなどを整備し、
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