自分が好きなNPO法人や市民活動団体を支援したいが、数が多すぎて選べない。そんな人向けのインターネットサイト「共感寄付」ができた。サイトで紹介された活動に共感したら寄付ができる仕組みで、地道な活動をしているが広報力が弱い団体を、市民が育てていくのがねらいだ。 サイトはNPOの市民活動センター神戸(KEC)が運営する。県の助成事業として始めており、紹介するのは県内の団体だけだ。 今回紹介するのは、先進的な活動をしているとKECが認めた6団体。各団体の活動の詳細と寄付募集額をサイトに掲載する。KECは税制優遇を受けられる資格を持っているため、寄付者は確定申告の際に手続きをすれば、最大で寄付金の半分近くが戻ってくる。KECは寄付金の1割を運営費として受け取る。 6団体の一つ、エフエムわいわい(神戸市長田区)の募集金額は50万円。街の活性化に取り組む人をゲストに招いて話を聞く番組づくりの資金