ドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)の町を歩く人々(2012年12月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANZISKA KRAUFMANN 【3月1日 AFP】人生の暗い部分に目を向けがちな高齢者は、楽観的な人よりも病気や死亡のリスクが低く、長生きする傾向があるとした調査結果が28日、ドイツのシンクタンク「ドイツ経済研究所(DIW)」により発表された。 ドイツとスイスの合同チームが行った調査により、自分の人生に対する満足度が将来平均を上回ると考えている高齢者は、他と比べて死亡率が10%高く、身体上の健康問題を抱えることになる傾向も強いことが分かったという。DIWは「将来に関する悲観的な考え方を持つ高齢者は、自分の体に気を遣い、リスクの予防策をより多くとる可能性がある」と説明している。 調査を行ったのは、独ベルリン(Berlin)に拠点を置くDIW、スイスのチューリヒ大学(U