2020年6月27日のブックマーク (1件)

  • 阪堺線宮ノ下駅(停留場)の怪-ある廃駅の謎を解く

    大阪の「西成」と聞くと、身体ごとひるんでしまう人が多いですが、西成といってもけっこう広い。非地元民が漠然とイメージする「西成」とは、いわゆる「あいりん地区」のことで、ほとんどの(?)西成は良い意味での下町です。他地域よりは多少濃いかもしれませんが、それは人の個性程度の違いです。 そんな静かな西成に、南海の岸里玉出という駅があります。元は「岸ノ里」「玉出」駅がヒュージョンして生まれた駅ですが、高野線の駅のガード下を「チンチン電車」こと阪堺線が走っていますが、それらが立体交差するあたりに、ホームらしき跡があります。 ググってみると、そこにはかつて「宮ノ下」という停留所があったとのことでした。 宮ノ下駅とその歴史宮ノ下電停(以下「駅」とします)は、現在の天神ノ森と東玉出駅の間にあった廃駅で、明治44年(1911)に開業しました。上記の戦前の地図でも、その存在が確認できます。 駅から少し視野を広げ