人気作家の日高が殺された。 第一発見者は、日高の妻と幼なじみの 野々口。 第一発見者の野々口は、悲劇な1日にも かかわらず友人が殺されたとう体験と ドラマを書き始める。 もともと小説家になりたかった夢と 野心があり、この事件を「手記」と して書き始めた。 この「手記」をもとに、加賀刑事が真相を つきとめていき、「記録」していく。 人間は、書いて記録することが好き その「手記」には、時系列に起こった ことを書いているようで、都合の悪い ことが抜けていたり、ちょっとした 感情が組み込まれていたり、書いて いる本人はわからないけれど、加賀刑事 には、気づきや事件の解決のヒントが わかるのである。 加賀刑事は、元社会科の教員 ある事件をきっかけに辞めて、刑事に なった変わり種 「手記」と「記録」が交互に著されて いって検証していくというのが この小説の流れ 犯人探しではなく、動機探しという ところ