ブックマーク / www.infraexpert.com (110)

  • CCIE合格への軌跡 その5

    ◆ CCIEの維持費用(2年ごとに約6万円) CCIE資格認定者は、再認定の有効期限日より24か月間内に、現行のCCIE筆記試験のいずれか1つ または、すでに合格しているトラックとは別のトラックのCCIEラボ試験に合格する必要があります。 つまり、CCIE資格を保有し続けるためには、現時点で最低でも年で約25,000円の維持費用が必要で あることが分かります。この維持費用の金額の前提は2年毎に約50,000円の筆記試験を一発合格する ことを前提にしていますが、1回目が不合格で2回受験することになれば、維持費用は年間50,000円と なってしまいます。また、2年の間には必ず試験範囲に変更があることから、それに対応した参考書を 購入すれば約1万円必要になりますし、そう考えると2年毎に約6万円が必要であることが分かります。 ◆ CCIEの資格価値 CCIEといえば、実質的に唯一名刺にロゴを入れる

  • サーバ仮想化 - 仮想化サーバのネットワーク接続

    ◆ 仮想サーバのネットワーク接続 それぞれの仮想サーバには仮想NIC(vNIC)が割り当てられます。その仮想NICは仮想スイッチに 接続されて、その仮想スイッチが物理NICと接続します。そして、物理NICが外部の物理スイッチと 接続することで、ネットワーク通信を行っています。 仮想化ソフトのインストールされた物理サーバのNICは、複数の仮想サーバの仮想NICを集約するので 物理NICは最低でも1Gbpsにし、仮想サーバの数やアプリケーションにより10GbpsのNICを搭載します。 ◆ 物理サーバのNICの使い分け 仮想サーバを集約する物理サーバには、多くの物理NICを搭載させ、用途ごとに物理NICを使い分ける ことが推奨されています。例えば仮想化ソフトのVMwareの場合、以下の4種類の分離を推奨しています。

  • BGP - Idle、Connect、Active、Open Sent、Open Confirm、Established

  • BGPの技術解説、CiscoのBGP設定方法

    ◆ BGP( Border Gateway Protocol )とは ◆ BGP - 4つのメッセージ、6つのステータスと状態遷移 ◆ BGP - IBGPとEBGPの違い ◆ BGP - スタブAS、トランジットAS、非トランジットAS ◆ BGP - パスアトリビュート( パス属性 )& ベストパス選択 ◆ BGP - コンフィグ設定 - 基設定 ◆ BGP - コンフィグ設定 - timers bgp ◆ BGP - コンフィグ設定 - loopback I/Fを使用するBGPピア接続 ◆ BGP - clear ip bgp コマンドによるBGPセッションのクリア ◆ BGP - BGPネイバー確立のための条件、4つの確認ポイント ◆ BGP - パスアトリビュート - ORIGIN ◆ BGP - パスアトリビュート - AS_PATH ◆ BGP - パスアトリビュート -

  • MPLS - MPLSの概要

    ◆ MPLSとは MPLS( Multi-Protocol Label Switching )は、ラベルと呼ばれるタグを使用したパケット転送技術です。 MPLSではIPv4、IPv6、IPXなど様々なプロトコルに対応したラベルを付加しデータをスイッチングできます。 MPLSはIP-VPNと呼ばれるキャリアのWANサービスで使用されていることで有名です。なお、IP-VPNでは レイヤ3のIPv4パケットをラベル付けし網内でラベルスイッチングしていることから、IPv4しか使えません。 ※ ラベルの付加方法にはフレームモード(パケットモード)とセルモードの2種類がありますが、上図はフレームモードが前提。 MPLSでは、20byteのIPヘッダを参照したIPルーティングではなくて、4byteのMPLSヘッダのみを参照した ラベルスイッチングが行われるため、IPルーティングよりルータの処理を軽減した

  • WAN - 基本構成とデバイス

    DTE(Data Terminal Equipment)はデータを送受信するユーザ側の機器。DTEはDCEを介して WANと接続を行い通信する。WANがシリアル回線の場合、DTEはDCEから供給されるクロック信号 を利用して通信する。DTEはルータ、パソコンなどが該当します。DTEの日語訳はデータ端末装置。 DCE(Data Circuit-Terminating Equipment)は、DTEから送られる信号をDCEが接続している 網に適した信号に変換して送信。WANの網から送られてくる信号をDTEに適した信号に変換し送信。 WANがシリアル回線の場合、DCEはクロック信号を送信する。DCEはモデム、DSU、ONUが該当。 WAN回線サービスの種類に応じてDCEの機器が異なる。DCEの日語訳はデータ回線終端装置。

  • WAN(Wide Area Network)をはじめから技術解説

  • HSRP - Ciscoコンフィグ設定(仮想IPアドレス、Priority、Preempt)

  • HSRP、VRRP、GLBPの技術解説

    ◆ デフォルトゲートウェイの冗長化 を理解していることが前提の技術解説 ◆ HSRPとは ◆ HSRP - 基設定( 仮想IPアドレス、priority、preempt ) ◆ HSRP - オプション( hello/holdタイマー、preempt delay、認証 ) ◆ HSRP - オプション( interface tracking / object tracking )設定 ◆ HSRP - オプション( MHSRP(Multiple HSRP)、負荷分散 )設定 ◆ VRRPとは ◆ VRRP - 基設定( 仮想IPアドレス、priority、preempt ) ◆ VRRP - オプション設定 ◆ GLBPとは ◆ GLBP - 基設定( 仮想IPアドレス、priority、preempt ) ◆ GLBP - オプション設定 ◆ ICMPリダイレクトとは ◆ HSRP

  • IPv6をはじめから技術解説

    ◆ IPv6とは ◆ IPv6アドレス - 表記方法と省略方法 ◆ IPv6アドレス - ユニキャストアドレス ◆ IPv6アドレス - マルチキャストアドレス ◆ IPv6アドレス - エニーキャストアドレス ◆ IPv6アドレス - EUI-64で生成するインターフェースID ◆ IPv6 - ICMPv6 ◆ IPv6アドレス - Neighbor Discovery (IPv4のARPに相当) ◆ IPv6アドレス - PINGコマンド、show ipv6 neighborコマンド ◆ IPv6アドレス - IPv6ルータのアドレス設定(手動設定、EUI-64設定) ◆ IPv6アドレス - IPv6ホストのアドレス設定の方法 ◆ IPv6アドレス - IPv6ホストのアドレス設定(Stateless/Statefull/DHCPv6) ◆ IPv6 - IPv6移行技術 - デュ

  • 音声VLAN(Voice VLAN)とは

  • IPv6への移行:トンネリング(手動トンネル、GREトンネル、6to4トンネル、ISATAPトンネル)

    ◆ IPv6移行技術 - トンネリング トンネリングは、IPv4ネットワークを経由してIPv6の通信を行う通信方式です。IPv4ネットワークを経由 するためにIPv6パケットはIPv4パケットにカプセル化した上で転送されます。トンネリングの手法は大きく 手動トンネリング、自動トンネリングの大きく2種類がありそれぞれトンネリングの詳細は以下の通りです。

  • IPv6への移行:デュアルスタック、トランスレータ

    ◆ IPv4ネットワークからIPv6ネットワークへの移行 IPv4からIPv6ネットワークへいきなり全てのシステムを切り替えるのは現実的ではなく、段階的な移行が 必要とされます。IPv6への移行に際して使用される代表的な技術は大きく3つあります。デュアルスタック、 トランスレータ、トンネリングです。これらの技術を実装することでIPv4とIPv6が併存することができます。 ◆ IPv6移行技術 - デュアルスタック デュアルスタックとは、単一の機器に、IPv4とIPv6の異なるプロトコルスタックを共存させる仕組みのこと。 Ciscoルータでは、1つのインターフェースにIPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を設定することができます。 デュアルスタックのルータがパケットを受信した場合、データリンク層のヘッダにあるタイプフィールドの値 によって識別 (IPv4=0x800、IPv6=0x86DD

  • IPv6ルータのアドレス設定(手動設定、EUI-64設定、Autoconfig)

  • IPv6 - pingコマンド、ネイバーテーブル確認コマンド

    ◆ IPv6 の PINGコマンド IPv4アドレスの場合、1つのインターフェースに1つのIPアドレスが設定します。一方、IPv6アドレスの場合、 1つのインターフェースに複数のIPアドレスが設定されます。通常、自動で設定されるリンクローカルアドレス とグローバルユニキャストアドレスの2つが設定されます。IPv6でPINGを実行する場合、先ずはそのローカル セグメント上で疎通できるか確認するために、隣接ルータのリンクローカルアドレス宛てにPINGを実行します。 リンクローカルアドレスでPINGを実行する場合には、どのインターフェースからIPv6パケットを送出するのか 指定する必要があります。例えば下図構成では、以下のように ping ipv6 コマンドを実行する必要があります。 グローバルユニキャストアドレスにPINGを実行する場合、アウトプットインターフェースの指定は不要です。 ちなみに

  • IPv6アドレス - Neighbor Discoveryとは

    ◆ IPv6 - Neighbor Discoveryとは IPv4ではデータリンク層のアドレス(MACアドレス)を解決するために、ARPブロードキャストにより アドレスを解決します。IPv6ではNeighbor Discovery(ND)機能を使用しアドレスを解決しています。 このNeighbor Discovery(近隣探索)は、具体的には、ICMPv6のNeighbor Solicitationメッセージと 要請ノードマルチキャストによりアドレスを解決する機能のことです。IPv4とIPv6の違いは以下の通り。

  • IPv6アドレス - マルチキャストアドレス

    ◆ IPv6 - マルチキャストアドレスのMACアドレス IPv6マルチキャストアドレスのMACアドレスは、先頭16ビットが予約されており 33:33 という値になります。 下位32ビットについては、IPv6マルチキャストアドレスの下位32ビットをそのまま使用します。つまり例えば マルチキャストアドレスが FF02::1:FF22:2222 の場合、そのIPv6マルチキャストのMACアドレスの値は 33:33:FF:22:22:22となります。例えば FF02::1 ならMACアドレスは 33:33:00:00:00:01。 ◆ IPv6 - 要請ノードマルチキャストアドレス IPv6の要請ノードマルチキャストアドレスは、データリンク層のアドレス解決で使用されて、IPv4アドレスの ARPに相当します。IPv6の要請ノードマルチキャストアドレス [ FF02::1:FFxx:xxxx ]

  • IPv6アドレス - エニーキャストアドレス

  • ディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルのタイマー

    ルーティングアップデートにより受信した経路情報をルーティングテーブルに保持できる 時間。Flushタイマーが上限(240秒)に達した時、受信できなかった経路はルーティング テーブルから削除される。FlushタイマーはInvalidタイマーと同時に起動して、Invalidの タイマーと同様にルーティングアップデートを受信するとタイマーは0秒にセットされる。 下図は、正常に動作している時の状態です。定期的に30秒ごとにルーティングアップデートを隣接ルータに 送信するので、それを受信したルータはその都度、InvalidタイマーとFlushタイマーが 0 秒にセットされます。 そのため、正常時ではInvalidタイマーが上限に達しない(180秒に達しない)のでHold downタイマーが起動 したりすることはありませんし、Flushタイマーが上限に達しない(240秒に達しな)ので経路は削除されませ

  • ディスタンスベクタ型ルーティング - ホールドダウンタイマー、トリガーアップデート

    ◆ ホールドダウンタイマー ホールドダウンタイマーとは、ある経路情報がダウンした事を示すアップデートを受信した時、その経路情報 を誤って再登録しないように、その経路情報がダウンしたことを全てのルータが認識できるようにするための 待ち時間のことです。ホールドタイマーは、ルートポイズニングによる到達不能な経路情報(メトリック 16) を受信した時、または一定時間(180秒)を過ぎても隣接ルータから経路が通知されない時に作動し始めます。 ※ 一定時間を過ぎても隣接ルータから経路情報が通知されない時とは、無効タイマー(Invalid Timer)が180秒を経過した時のこと。 下図では①のルートポイズニングを受信したR2は [ 192.168.0.0/24] の経路を [ possibly down ] としますが このpossibly downがホールドダウンタイマーの作動を意味します。180秒