国外では、日本人も人種差別を受けるという現実 「日本人が人種差別の対象になる」と聞いて、ピンと来る人はどれくらいいるだろうか。 日本国内にいる限りは、日本人が人種差別の対象となることはほぼない。その理由はとてもシンプルで、日本では日本人が圧倒的多数派であるからだ。 では、日本人が多数派ではなくなる、むしろ圧倒的少数派となる海外の国や地域ではどうだろうか。 幸いにも、日本という国や日本人に対してネガティブな感情を持つ外国人は決して多くはない。むしろ、発展した経済や奥深い文化や独自の歴史、礼儀正しい人々……など、良いイメージを持たれる方が圧倒的に多い。 しかし、残念ながら「アジア系の外見である」という事実だけで、日本人が差別や偏見、嘲笑の対象となる場合も少なくないのだ。 筆者はこれまで四ヶ国に年単位で在住・長期滞在してきた。カナダ、フランス、ポルトガル、そして現在滞在しているジョージアとなるが
27日に最終話を迎える「朝ドラ」ことNHK連続テレビ小説『虎に翼』について、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が25日投稿のYouTube動画でコメント。ユーザーからは、意外な一面に驚く声が多くあがった。 【動画】最終回を前に絶賛「最高傑作」 ■「朝ドラ史上最高傑作」 最近気になったドラマ4選を紹介した今回、堀江氏は女優の伊藤沙莉が主演を務める『虎に翼』を1発目にピックアップ。 いよいよあす最終回を迎える同作について、堀江氏は「朝ドラ史上最高傑作と言っても過言ではない」と絶賛した。 同作は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。 関連記事:『ジョブチューン』ただ1人“不合格”出した審査員へ… 鎧塚俊彦氏が「放った言葉」に称賛 ■「8割くらい…」涙もろい一面も 毎回観て
ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 朝ドラ「虎に翼」の放送が最終週を迎えている。日本初の女性裁判官、三淵嘉子をモデルにした寅子(ともこ)を主人公に、日本の司法の流れを総覧してきたドラマだが、先週放送された第25週「女の知恵は後へまわる?」では、実際に法曹界で起きた事件「ブルー・パージ」について描かれた。当時の若手裁判官たちに対し、実際には、ドラマ以上に苛烈な処遇がなされたこの事件。当事者となった裁判官たちがその後どんな人生を歩むことになったのかを紹介したい。(高瀬文人) ※本記事には、9月20日放送分までのネタバレが含まれます。 「虎に翼」9月放送分に司法関係者が注目
わたしたちの消費は「正しい」のだろうか金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤…、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし… わたしたちの消費は「正しい」のだろうか 金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤…、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし、その活動に喜びが見出されることは間違いない。喜びと苦しさとが入り混じるその実践をすくい取りながら、「推し活」社会の現在地を描きだす。「推し活」論の決定版! エンターテインメントをめぐるモヤモヤを考えるための補助線となる書。 [目次] はじめに Ⅰ 「推し活」社会と私たち 第1章 「推し活」社会の現在地 「推し活」現象はどこからきたのか メディア化される「推し活」現象 拡大される「推し活」論議 第2章 推し活と労働 エンターテインメン
内容を知らなくても、タイトルだけで十分に強烈だ。39歳で非業の死を遂げた作家、アグラヤ・ヴェテラニーが唯一遺した自伝的小説、『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』(河出書房新社、税込み2750円)が9月27日に発売される。 祖国ルーマニアの圧政を逃れ、サーカス団で転々としながら放浪生活を送る一家の末娘が主人公。ピエロの父親にたたかれながら、曲芸師の母親が演技中に転落死してしまうのではないかといつも心配している。そんな時に姉が話してくれたのが、「おかゆのなかで煮えている子ども」の寓話(ぐうわ)だった。 著者は1962年ブカレストでサーカス家庭に生まれ、67年に亡命、77年にスイスのチューリヒに定住するまで、サーカス興行のために各地をめぐる生活を送った。放浪生活で15歳まで読み書きのできなかった著者は、チューリヒ定住後にドイツ語を習得し、俳優として活躍するかたわら新聞、雑誌に多数の
「伊藤沙莉さんはじめ役者さん、スタッフさん、尾野真千子さんの語り、主題歌・音楽とすべてに恵まれて、最後まで楽しく脚本を書くことができました」 日本初の女性弁護士、のちに裁判官も務めた三淵嘉子さんをモデルに、伊藤沙莉(30)演じる主人公・佐田(猪爪)寅子の半生を描いたNHK連続テレビ小説『虎に翼』が9月27日に最終回を迎える。 心に芽生えた違和感や疑問を、“なきこと”にせずに「はて?」と呟き物申す寅子に共感する視聴者も多く、脚本家の吉田恵里香さん(36)が紡ぐ物語は「朝ドラ史上に残る名作」との呼び声も高い。 「三淵さんは、人に愛される力があるからこそ、意志の強さを表に出せたのだと感じました。寅子は、頭がよくて気が強くて、毒を吐きながらも、ひたむきでおちゃめでちょっと抜けていて愛らしい。『はて?』は、寅子が世の中の不条理や不平等のテーマについて『対話』する導入の一言になればいいなと思ったんです
今年5月、岐阜県瑞浪市大湫町で。リニアのトンネル工事の影響でため池は枯れた(たまっている水は前日に降った雨) リニア中央新幹線に対する姿勢がかつてないほど重視された今年の静岡県知事選。激戦からはや4ヵ月、鈴木新知事の県政下では、にわかにリニア計画再開の動きが出始めている。 しかし、工事による環境破壊などの懸念点は依然山積みの上、新たな重大問題も浮上! 静岡リニア計画は今後どうなるのか? ■「放置」が招いた14ヵ所の水枯れ 5月上旬、岐阜県瑞浪(みずなみ)市大湫(おおくて)町の井戸やため池など14ヵ所で、リニア中央新幹線(以下、リニア)のトンネル工事が原因の減渇水(げんかつすい)が生じていることが報道され、注目を集めた。しかし、実はこの事態は数ヵ月前からわかっていたことだった。 2月20日、町に設置した観測用井戸の3ヵ所で地下水位の低下が確認されると、JR東海はその事実を瑞浪市に報告。この
新しい視点をくれる 『源氏物語』は、今年の大河ドラマ『光る君へ』のテーマとなり、日本中の注目を集めています。 じつはこの物語、いまから100年ほど前にアーサー・ウェイリーというイギリスの東洋学者によって初めて英語に全訳され、『ザ・テイル・オブ・ゲンジ』と題されたその書物は、イギリスをはじめヨーロッパやアメリカで大反響をもって迎えられました。 そして21世紀のいま、そのウェイリー訳『ザ・テイル・オブ・ゲンジ』をあらためて日本語に翻訳し直したのが、毬矢まりえさん、森山恵さんのお二人です(二人は姉妹)。 毬矢さん、森山さんは、英訳をさらに日本語訳するなかでさまざまな発見をします。その発見をまとめ、これまでになかった角度から『源氏物語』の読み方を教えてくれるのが、『『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』です。 本書では、さまざまな国の文学者たちが『源氏物語』と向き合う姿も紹介さ
女性の権利向上や社会進出を求める「フェミニズム」を真正面から扱った『虎に翼』(NHK総合)は、これまでさまざまなヒロインの人生を通して、社会に「はて?」を問うてきたNHK朝ドラにおける、一つの集大成だ。だからといって、女性を優遇する物語ではない。高等試験に合格し弁護士になった寅子が「困っている方を救いつづけます。男女関係なく!」と高らかに宣言したように、男性たちの生きづらさも含め、あらゆる個人の生き方に対して目を向ける作品になっていた。 第1話で「私にはこれからしたいことを見つけたり、そのしたいことで一番を目指す権利だってある」と熱弁していた寅子(伊藤沙莉)は法律と出会う。女性の社会的地位が現在よりもずっと低かった時代に、女性法曹のパイオニアとして、最前線で道を切り開いてきたヒロインの物語が、いよいよ最終回を迎えようとしている。
「虎に翼」の名セリフ① 第14週「女房百日 馬二十日?」より 穂高「ああああ、もう! 謝っても駄目、反省しても駄目、じゃあ私はどうすればいい?」 寅子「どうもできませんよ! 先生が女子部を作り、女性弁護士を誕生させた功績と同じように、女子部の我々に『報われなくても一滴の雨垂れでいろ』と強いて、その結果歴史にも記録にも残らない雨垂れを無数に生み出したことも! だから、私も先生には感謝しますが許さない。納得できない花束は渡さない! 『世の中そういうもの』に流されない。以上です!」 吉田恵里香『NHK連続テレビ小説「虎に翼」シナリオ 第14週』(NHK出版e-book) ファーストシーンに「法の平等」を掲げる憲法14条を出したワケ 「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」 あまりにも有名なこの憲法第14
先日投稿した「ジョン・ロールズと西洋マルクス主義の死」(原文はここ、邦訳はここで読める)という記事が、このブログ(In Due Course – substak)に投稿してきたこれまでのどのエントリより数倍も多くの読者に読まれた。私はこの事実を突き付けられ、最近の人が何を読みたがっているのかについて、自分が根本的に何も分かっていないことを認めざるを得なくなった。これほどたくさん読まれると分かっていたら、このエントリはもうちょっと違った形で、カジュアルさを落として書いていただろう。 具体的に言うと、先のエントリは、私の人生の一時期に政治哲学の分野で起こった1つの論争を説明しようとしただけだった。西洋マルクス主義の運命について全般的な説明を行おうとしていたわけではなかったのだ。そこで私が述べたのはある意味で、(少なくとも哲学者の間における)マルクス主義理論へのとどめの一撃である。だが、マルクス
小泉進次郎さんのファクトサイトが誕生! けんすうさん「実は深く掘ってみると全然印象が変わるファクトだったりします」 インターネット上に『小泉進次郎ファクト』と題したサイトが開設され、大きな注目を集めている。このサイトは小泉進次郎 応援団と名乗る非公式の人たちが作ったものらしく、その内容に関して「小泉進次郎の発言や政策についての切り取り・風説について、ファクト(事実)に基づいたQ&Aをお伝えするサイトです」と解説されている。 けんすうさん「実は深く掘ってみると全然印象が変わるファクト」 この件に関して、インターネット有名人であり実業家の「けんすう」さんが言及。彼は自身の公式Xで小泉進次郎さんに対し「実は深く掘ってみると全然印象が変わるファクトだったりします」とコメントしている。 <けんすうさんのXツイート> 小泉進次郎さんのファクトサイトができていました。非公式とのこと。 政治の世界、もはや
OpenAIのサム・アルトマンCEOが、「The Intelligence Age」と題する記事を公開しました。AIの登場によって変わる人類の未来を予測する中で、アルトマンCEOは「数千日以内に超知能が誕生するかもしれない」と述べています。 The Intelligence Age https://ia.samaltman.com/ The Intelligence Age: https://t.co/vuaBNwp2bD— Sam Altman (@sama) September 23, 2024 アルトマンCEOは「私たちは今後数十年で、祖父母にとっては魔法のように思えたようなことができるようになるでしょう」と記しています。 アルトマンCEOは、人類がより有能になったのは遺伝子の変化ではなく、祖先が築いてきた社会のインフラによるものだとしています。そして、AIこそが人類単独では解決でき
「歩行空間ネットワーク」とは 歩行空間ネットワークデータとは、歩道などの位置関係だけでなく道幅、段差、傾斜などの情報を一体化したデータ集のこと。具体的には、歩行空間の形に合わせてノード(結節点)とリンク(経路)を配置し、そこに属性としてノードの緯度や経度、階層数や、リンクの幅員や段差などの情報を含んでいる。 国交省設置の検討委員会による2015年の提言をきっかけにデータ整備が動き出し、仕様策定のみならず、自治体向けガイドラインの作成や、各地での実証実験が進められた。2018年度のバリアフリー法改正により、各地でのバリアフリーマップ作成が進んだことにあわせ、歩行空間ネットワークデータも整備。実証実験などで集めたデータは「歩行者移動支援サービスに関するデータサイト」に登録され、オープンデータとして誰でも利用できるようになった経緯がある。
〈前編〉 高IQ当事者ゆえの家族間トラブル――みなさんはどのようなご家庭で育ったんですか? ご家族の中にも高IQの方がいらっしゃったのでしょうか? 立花奈央子(以下、立花) うちは父は中卒で母は高卒。家族の半分が発達障害で、いわゆる家族みんなが高IQ、ギフテッドということはないと思います。 加藤貴大(以下、加藤) 僕の家庭も高IQみたいなのは全然いなくて、両親も妹も運動能力が高い体育会系一家でした。 幼少期から続けていた空手の全国大会でいい結果を残したときに「父親が体育の先生だからね」って言われたのが嫌で、両親とは違う方向へ行こうと思って高校では演劇部と吹奏楽部でした。 春間豪太郎(以下、春間) 僕の両親も高IQって感じではないんですが、家族とギフテッド当事者ならではの関わりの難しさは経験しましたね。16歳の誕生日に両親から呼び出されて、「努力はしたんだけど、あなたのこと好きになれなかった
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く