工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが改装を手掛けた「丹後くろまつ号」この記事の写真をすべて見る 木へのこだわりが感じられる車内で沿線の特産品を味わえる コンセプトは「丹鉄FOOD EXPERIENCE」。食を通じて地元の人たちと触れ合える 調理人が目の前で最後の仕上げをしてくれるのが楽しい。写真は丹後ばらずし 備え付けのタブレット端末で生産者の思いにも触れられる 有名工業デザイナー、水戸岡鋭治さんの代表作といえば、JR九州の豪華観光列車「ななつ星in 九州」だが、1人20万円台からというお値段にはため息しか出ない。しかし、同じ「水戸岡デザイン」でも、1万円以下で楽しめるグルメ観光列車が北近畿地方にある。兵庫県、京都府北部を走る京都丹後鉄道(丹鉄)の「丹後くろまつ号(くろまつ)」だ。2016年4月から始まる新コースの試乗会が行われると聞き、参加してみた。 【丹後くろまつ号 料理や内装写真などはこ