9月3日付の日刊紙「ル・モンド」には、「ベルサイユわが愛」という団体が抗議集会を予定しており、もう1つ、マンガに反対するグループは法的手段に訴え、この展覧会を阻止する構えだという記事が掲載されていた。彼らの言い分はこうだ。 「ベルサイユの傑作は、ルイ14世の時代のままの状態で見るべきものである」 「ムラカミの展覧会をするのなら、王のアパルトマンではなく、ほかの場所でやればいい。それは『モナリザ』の唇に色を塗るような行為だ」
ロシアのメドベージェフ大統領が9月末に中国を訪問し、胡錦濤国家主席との間で「第二次大戦の結果見直しを許さない」とする終戦65周年の共同声明に署名した。対日戦勝史観での連携を誇示し、ロシアは旧ソ連による北方領土の占拠を正当化、中国は尖閣諸島の領有権主張につなげようとの動きだ。メドベージェフ大統領の訪中や尖閣諸島近海での漁船衝突事件について、ロシア側の見方を外交評論家のユーリー・タブロフスキー氏に聞いた。(モスクワ 遠藤良介、写真も) −尖閣近海の漁船衝突事件で、船長が処分保留で釈放されたことに日本国内では反発が強まっている 「問題が解決されたのは良いことだ。対立が続いていたなら、もっと状況は悪かっただろう。どちらかが(妥協の)第一歩を踏み出さねばならなかった。日本の一部世論は反対だろうが、そうしないと中国側の抗議の世論が強まっていた。もちろん日本が譲歩したのは明白だが、これは賢明なことだった
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く