【ソウル=箱田哲也】北朝鮮による韓国・大延坪島(テヨンピョンド)砲撃を受け、韓国を訪れた米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長が8日、韓国軍トップの韓民求(ハン・ミング)合同参謀本部議長との共同記者会見で、「北朝鮮の脅威に対し、我々は団結しなければならない。(米韓合同軍事演習への)日本の参加を望む」と表明した。 米軍トップが日米韓の軍事協力の可能性に触れるのは異例。同議長は会見で「日本は多くの訓練を実施し、専門性もあるため、大きな助けになる」と述べた。 今年7月にあった米韓合同軍事演習には自衛官がオブザーバーとして初めて参加したが、本格的な参加は集団的自衛権の行使にあたりかねず、困難とみられている。韓国軍幹部も今月の日米演習に初めてオブザーバー参加したが、米韓演習への日本の参加には韓国側に抵抗感がある。 韓国の専門家らは「現状の制約を知りつつも、将来的な3国協調の必要性を指摘し、同