エロカルチャー 2010年06月06日 現在、東京地裁ではあの”秋葉原17人殺傷事件”の公判が続いている。2008年6月8日午後0時30分過ぎ、信号無視したトラックが交差点に突入。その後車を降りた運転手が、通行人や警察官を持っていたナイフで次々と刺し、殺傷したという事件である。トラックにはねられたのは5名、ナイフで刺されたのは12名。これらのうち7名が死亡した。 逮捕されたのは、当時25歳の派遣社員・加藤智大被告。犯行当時は静岡県の工場で派遣社員として働いていた。逮捕後「生活に疲れた。人を殺すために秋葉原に来た。誰でもよかった」などと、いかにも通り魔が言いそうな供述をしていたことが明らかになっている。 初公判で「お詫びをさせてください」と被害者への謝罪の意志を見せた加藤だが、弁護人は責任能力を争う姿勢を見せている。よくあるウンザリな主張だが、弁護側の方針には、他にも大きな問題があった。被害