岐阜県中津川市駒場で26日未明、2階建て民家が全焼し、1人が死亡する火災があり、県警捜査1課と中津川署は同日、自分の家に火を放って次女(11)を殺害したとして、父親の会社員、石原茂容疑者(48)を現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕した。調べに対し、石原容疑者は火をつけたことは認めているが、殺意についてはあいまいな供述をしているという。 【火災の第一報】次女はいったん避難したが「猫を助けにいく」と戻った 容疑は26日午前1時過ぎごろ、自宅1階の土間にあった灯油を居間にまき、灯油がしみ込んだ布団にライターで火をつけ、同市立西小6年の次女、佳澄(かすみ)さんを殺害したとしている。 同署によると、焼け跡から遺体が見つかり、佳澄さんと確認された。死因は焼死。この火事で石原容疑者方の約220平方メートルが全焼し、さらに隣接の2棟も類焼した。 石原容疑者方は6人家族で、当時1階には石原容疑者と妻