同時テロ事件があったフランス・パリの近郊で、犯行グループの関係先とみられる建物に捜索に入った警官隊が、何者かとの間で激しい銃撃戦となり、建物にいた女が身につけていた爆発物を爆発させ死亡し、男女5人が警察に身柄を拘束されました。 パリの検察当局の発表によりますと、建物には複数の人物がおり、警官隊が入ったとき、中にいた女が体に巻きつけた爆発物を爆発させ、死亡したということです。また、これまでに男女5人が警察に身柄を拘束されたとしています。一方、フランスのメディアは、これまで2人が死亡したと伝えています。 フランスのAFP通信は、捜査筋の情報として、シリアで過激派組織IS=イスラミックステートに加わり、事件に深く関わった疑いのあるモロッコ系のベルギー人、アブデルアミド・アバウード容疑者の関係先を捜索しているところだったと伝えています。 捜索が始まってからおよそ5時間が経過し、警察の特殊部隊などが