米製薬大手ファイザー製の男性機能不全治療薬「バイアグラ」(撮影日不明、資料写真)。(c)AFP PHOTO 【7月25日 AFP】胎児が子宮内で正常に発育していない妊婦を助けるため、男性機能不全(ED)治療薬バイアグラ(Viagra)の使用を模索する革新的な研究が、臨床試験での新生児11人の死亡を受け中止となった。研究は、オランダの医師と科学者のチームが進めていた。 オランダ国内にある他の10の病院と共同で研究を進めていたアムステルダム大学(University of Amsterdam)付属病院(AMC)は23日、新生児11人の死亡と、早産で出生した他の新生児の肺病発症を受け、研究を中止したと発表した。 バイアグラという商品名で広く知られるジェネリック医薬品シルデナフィルは、より一般的には勃起不全のある男性の治療に用いられている。 だが、この薬剤には血管を拡張させる効能があるため、胎盤へ