NTTデータは19日、サービス停止状態が続いているブログサービス「Doblog(ドブログ)」の復旧作業に関する第2報を発表した。具体的な時期は未定だが、機能制限を設けた形でのサービス再開を目指しているという。 Doblogでは、2月8日10時頃にデータベースサーバーとバックアップサーバーの双方でHDD故障を原因とした障害が発生。NTTデータでは、復旧作業を進めていたが、作業中にさらにハードウェア障害が発生したため、2月19日正午時点でもブログの閲覧や記事投稿ができない状態が続いている。これまでに同社に寄せられた問い合わせは約19件だという。 障害発生の詳細な原因に関しては、現時点でも調査中。ただし、同社広報部によれば、RAID 5を構成するデータベースサーバーで、6台のうち2台のHDDに発生したディスク障害で、バックアップサーバーにも障害が波及したという。 復旧状況については、2003年1
旧東京三菱銀行のキャッシュカードでセブン銀行ATM利用のトラブルを知らせるお知らせ=12日午前10時30分、東京都港区 三菱東京UFJ銀行は12日午前、旧東京三菱銀行のカードを使用している顧客がセブン銀行の現金自動預払機(ATM)を利用した際に、一部取引が利用できないトラブルが発生していると発表した。12日午前7〜9時までに計7750件の取引が不成立になったという。三菱東京UFJ銀では原因究明と復旧を急いでいる。 同行では旧東京三菱銀と旧UFJ銀行のシステムの完全統合を進めており、12月までの統合計画の中で、この日は旧東京三菱銀の全店舗約250店で一斉に新システムに切り替えるという最大の山場。10日午後9時からATMを一時休止して作業し、12日午前7時から新システムが稼動し始めたばかりだった。 三菱東京UFJ銀は平成18年1月に旧東京三菱銀と旧UFJ銀が合併して発足した。だが、旧行のシステ
最盛期の開発要員6000人,開発工数11万人月,投資額2500億円,取引件数1日1億件。三菱東京UFJ銀行が「Day2」と呼ぶ,勘定系システム一本化プロジェクトの成果物である。6000人のシステムズエンジニア(SE)が作り上げた巨大システムは,2008年5月の連休明けに必ず動くはずだ。 23年間にわたって情報システム開発プロジェクトの取材を続けているが,6000人のSEを集めた事例は過去に一度も見聞きしたことがない。世界を見渡してもおそらく例がないはずだ。これから何年間,記者を続けるのか分からないが,今回の三菱東京UFJ銀行を除けば,6000人を動員するプロジェクトを取材する機会は二度とないだろう。 6000人のSEが同時期に集まったのであって,「6000人月」ではない。開発工数は先に書いた通り,11万人月である。この数字も凄い。一体何を作ったのかと思ってしまう。正確にはこのSEパワーは開
ちょっと書いてみる最近、PMBOKだかを読むような人も増えてると思うけど、いくら読んでもデスマは解決しないのは、PDCAを滝に対して垂直に回すから。PDCAと滝の関係はP設計D開発CテストA修正と水平に回るべきなのに、今はこうなってる。PDCA設計PDCA開発PDCAテストPDCA修正つまり、垂直に回っている。設計に対していくらPDCAをまわしてみても、せいぜい誤字脱字、書式が正しくない、更新日付が間違ってる、と言ったことしか見つからないし、こいつらは、プログラムに対してまったく関係がない。まったく関係がないミスをいっぱい見つけて、はい、これで完璧です。次のフェースに行きましょう。って言ってるのが現状。で、開発になってこの設計ではうまく行かない点が見つかって大騒ぎになっている。何でだ設計書は完璧なんだろう?はい完璧に誤字脱字はありません。ギャグですかと。テストになってバグがいっぱい見つかっ
ひがさんの記事「「誰が書いても同じコード」は大事なことなのか」を読んで思ったことを書いてみる。 大手SIerは独自の重量級の開発プロセスを持つ。 それは多分、メインフレーム+Cobol時代の開発プロセスを最近のオープン系に焼き直したものに過ぎない。 その現場のプロジェクトは大規模で人数も多いから、少数精鋭チームで自由に動くわけにはいかない。 その開発プロセスの意図は、誰が作業しても同じような品質を保つ所に重点を置く。 つまり、属人性を排除しようとする。 だから、できない人もルーチンのような作業までレベルアップするが、できる人は、無駄なドキュメント作成やマネジメント、そして古臭くなったコーディング規約などの運用ルールに縛られている。 彼らのプロジェクトはタンカーのように、一度動き出したら進路を変えるのは凄く難しい。 現在の特にWebシステム開発では、頻繁なリリースによるバージョンアップが多い
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