SNSの普及やコロナ禍によるレジャーの変化などから、史上何度目かのバイクブームが起きています。しかし、かつてバイク需要が華々しかった頃、それに急速にブレーキを駆けた活動がありました。「三ない運動」、いまどうなっているのでしょうか。 全国的に運動ではなくなっているが… コロナ禍の前後からの“バイクブーム”が続いています。2023年2月末に日本自動車工業会(自工会)が発表した結果によると、2022年における排気量251cc以上の二輪車の出荷台数が、前年比23.1%増の7万1606台となったそうです。6万台を超えたのは1998年以来24年ぶり。最近はコロナ禍による娯楽の変化のほか、SNSの普及による、映えの手段としても注目されています。 拡大画像 埼玉県で行われている高校生対象の自動二輪車等の交通安全講習(画像:埼玉県)。 昨今のバイクブームまで、日本の二輪車需要はずっと下がり続けていました。そ