イギリスのヴィデオゲーム市場は1990年代後半から目覚ましい勢いで拡大を遂げ、現在ではアメリカ、日本に次ぐ世界第三位のヴィデオゲーム消費大国となっています。そしてここでもやはり、レトロリバイバルは商業的に無視できない要素になろうとしているのですが、具体的にどこで何が起きているのか、メディアはなかなか伝えてくれません。8-bit時代、日本はもちろんアメリカとも異なる独特のヴィデオゲーム/ホームコンピュータ文化を築いていたイギリス。その遺産がいかなる形で生き残っているのか、足で見て回ってきました。私の目にした情景を、二回に分けてお伝えします。 ゲーム好きなロンドンっ子をつかまえて「昔のゲーム機なんかを売っている店が、どこかにないだろうか?」と尋ねてみましょう。たいてい真っ先に教えてくれるのが「コンピュータ・エクスチェンジ」 (CEX)、もっと正確にいうと、ロンドン地下鉄地図のど真ん中・トテナム
![2004-04-27](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)