子どもの頃から小動物が好きでカメを育てていた中国籍の20代青年、李文(リブン)(仮名)。金に困ると、カメは稼ぐ手段になった-。昨年秋、県内に生息する国の天然記念物リュウキュウヤマガメなど100匹以上を捕獲したなどとして、他の男女3人と共に種の保存法違反などの罪で有罪判決を受けた李が、拘置所で本紙の取材に応じた。李によると、頭部や甲羅の赤やオレンジ色の斑紋が「縁起が良い」とされ、高値で取引される背景があるという。(北部報道部・吉田光) 中国でカメは「四霊」の一つに数えられ、麒麟(きりん)、鳳凰(ほうおう)、竜と並び、めでたい生き物とされている。李が「縁起が良い」と表現したリュウキュウヤマガメの体色の赤は幸運、繁栄、長寿を象徴し、祝い事で多用される。闇取引では、1匹当たり38万~57万円程度で売買されているという。 他に違法に捕獲したヤエヤマセマルハコガメは、名前の通り、背の甲羅が盛り上がって

