「みんな教師を目指している大学なのに…」「大学側の対応はおかしい」。事件を受け、京都教育大学の学生からは、信じがたい不祥事に怒りや戸惑いの声が相次いだほか、大学側から「口止め」があったことを示唆する声も聞かれた。 1日、大学に来て初めて事件のことを知った教育学部4年の女子学生(22)は「この大学は、教師を目指して学んでいる人たちばかりなのに悲しい」と話す一方、「今年4月のオリエンテーションでは、飲酒に対する注意が例年よりも強かったような気がする」。 大学側の隠蔽(いんぺい)を疑う声もある。体育会クラブに所属する1年の男子学生(19)は「大学側から、体育会全体に事件やコンパについて話すなと通達があって、口止めされていると聞いたことがある」と打ち明けた。 一方、逮捕された6人のうち2人はアメリカンフットボール部に所属していたが、関西学生アメリカンフットボール連盟の徳岡彰専務理事(67)は、平成