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2015年7月31日のブックマーク (1件)

  • 文学にみる障害者像 ウィリアム・ホアウッド著 「スカヤグリーグ~愛の再生」

    ウィリアム・ホアウッド著 矢野 徹・藤井久美子=訳『スカヤグリーグ~愛の再生』 坂部明浩 書はイギリスの作家、ウィリアム・ホアウッド氏によって1987年に書かれ、日では1991年に翻訳され、出版された作品です。日版では上下巻で合計800頁にもなる大作です。 「スカヤグリーグ」とは、障害者が窮地に立たされたときに現れるという伝説の存在の名前です。 その「伝説」は、1920年代に〝精神薄弱〟という病名のもと、精神病院に収容されていた「アーサー」とその仲間たちが、意地の悪い看護人に虐待を受けながらも、「スカヤグリーグ」を心の支えとしていたことに端を発しています。 1920年代から70年代にかけては、多くの精神病院はまだ、社会から閉じた存在で、そこの「患者」の処遇が劣悪であったことが、ここで語られます。またアーサー自信は実は脳性マヒであったものが、医師の無理解により、精神薄弱と診断され精神病

    mishika53
    mishika53 2015/07/31
    [小説]