世界にはいわくつき物件が数多く存在する。絢爛豪華な城やその富を尽くした大邸宅も例外ではない。むしろそういった城や館にこそ、憑いているという噂がはびこり都市伝説となる。 ここでは、世界各国のいわつつき物件を見ていくことにしよう。 1.エルツ城、ドイツ ライン川の支流モーゼル川上流に位置するこの城は1150年代に着工。12世紀半ばから、33代続けて同じ家系の者がずっと住み続けている。ここには中世の騎士たちやアグネスという女性の幽霊が出るという。 伯爵夫人の寝室に、鎧の胸当てと戦闘用の斧がある。これは城に住みつく幽霊アグネスのものだ。伝えられている話によると、アグネスは嫌いな求婚者から城と自らの名誉を守るために死んだという。 2.レイナムホール、イギリス、ノーフォーク州 の政治家チャールズ・タウンゼントの二番面の妻だった。チャールズは怒ると凶暴になることで有名で、ドロシーがウォートン卿と密通した