事実上、あらゆる電子プロジェクトは最後にはエンクロージャーに収まることになる。プロジェクトボックスは必須だ。エレクトロニクスの世界で、それは隠れたヒーローだ。それをどうデザインするかが、回路の保護が問題なくうまくいくか、うやむやになってしまうかの分かれ道になる。 レイアウトと準備 今のプロジェクトで、すべてのパーツが無理なく入り、外部コネクターがうまく配置できるには、どれだけの大きさのエンクロージャーが必要か。それを知るには、実際にパーツを並べてみることだ。まだすべての部品が揃っていない場合は、自分で原寸大の絵を描くか、データシートからその形状を紙に原寸大で印刷して使う。印刷したパーツは、穴の位置を決めるときにも便利だ。印刷した部品の穴の中心に印を付けて、それをエンクロージャーにテープなどで仮止めする。その印にポンチを当てて軽くハンマーで叩き、エンクロージャーに印を付け、ドリルのガイドにす