女性は夫との性交渉を拒めない。アフガニスタンの新たな法律が国内外で波紋を広げている=15日、カブール(AP) ブルカをまとった女性たちが立ち上がった。 アフガニスタンで、イスラム教シーア派の女性は、4日に1度の夫との性交渉を拒否できないとする法が議会を通過し、国内外で批判が高まっている。いったんは法案に署名したハミド・カルザイ大統領(51)も見直しを命じた。 「権利を守れ」「正義を」。首都カブールで15日、法律に反対する女性ら約50人がデモを行ったところ、3倍以上の人数の男たちが後を追いかけ、石を投げるなどして対立。逮捕者やけが人も出たもようだ。フランス通信(AFP)やAP通信などが伝えた。 法律はシーア派の結婚について定めており、今年3月、議会を通過。妻の身体に不調がないかぎり、夫は少なくとも4日に1度の性交渉を行うことや、妻の外出には夫の許可が必要とする条項があった。 この法律に対し