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2007年8月29日のブックマーク (9件)

  • 軍艦島に迫る :: デイリーポータルZ

    長崎は、日で最も島の数が多い県。 大小さまざまの島が美しい景観を成しているが、そんな中、ひとつだけ異彩を放っている島がある。 軍艦島である。 この軍艦島を船で巡る「軍艦島クルーズ」の定期便が今年の7月から始まった。 ということで、行ってみました。 (T・斎藤) 無限に広がる想像力 私が軍艦島を初めて見たのは、長崎半島の南端・野母崎をドライブしていた時のこと。 あたかも軍艦のような島影が見えた。 緑が一切ない、鉄の塊。 噂に聞いた軍艦島だった。 しかもこの島、無人島だという。 即座に、さまざまな想像が私の脳を巡った。 マジンガーZの秘密基地、ウルトラセブンのアイアンロックス、銀河鉄道999の機械の体をくれる星、etc… こんな人工的な無人島が他にあるだろうか? 軍艦島とは 正式には、高島町端島。 ここはかつて炭鉱で栄えた島で、幅160m、長さ480mという小さな面積に最盛期には5000人以

  • :デイリーポータルZ:四国の古民家に泊まる

    神奈川在住の友人夫婦から、「高知県の四万十川近くにある、古民家を貸し切りにできる宿へいかないか」とのお誘いを受けた。 高知県、確か四国だったような。 四国という場所は、ライター岸川さん以上にチンプンカンプンでピンとこないのだが、以前にもそこに泊まったことのある友人の話によると、その古民家には五右衛門風呂やら囲炉裏やらが備わっているそうで、どう考えても楽しそうだ。 囲炉裏でやってみたいことがあるし、ちょっといってこようかな。 (text by 玉置 豊) 四国って遠いんですね 古民家に泊まると最初聞いたとき、「公民館」と聞き間違え、なんで高知県までいって公民館に泊まらなければいけないんだろうと不思議に思った。 そんな古民家、どこにあるのかなあとの地図検索で調べたら、ただでさえ遠い四国の中でも、さらに東京から一番遠い場所だった。

  • @nifty:デイリーポータルZ:廃村に泊まる

    宿泊できる廃村が長野県飯田市にあるらしい。 廃村とは、つまり人がいなくなった村のことであろう。 そのようなところに宿泊とは、なにやらアウトローな雰囲気が漂ってくるが、そうではない。 その廃村は、無人となった今でも元住人や市によって管理されており、 希望すれば民家を宿泊用に貸してくれるらしいのだ。 実際に行って、泊まってきた。 (木村 岳人) その村の名は、大平宿 その廃村とは、長野県南部の飯田市から20kmほど離れた山の中、 標高約1100mのところにある大平宿(おおだいらじゅく)である。 大平宿は、江戸時代中期より南木曽の籠宿と城下町飯田を結ぶ 大平街道の宿場町として栄えた山村集落であった。 しかしながら、時代の流れと共に大平街道は使われなくなり、 昭和45年、住民たちは集団離村で大平を離れ、この村は廃村となった。 その後、無人になった大平の町並みを保存しようと「大平宿をのこす会」が発

  • @nifty:デイリーポータルZ:ダムに沈む町の今

    現在、北海道の夕張市では、夕張シューパロダムという新しいダムが建設されています。 そのダムが完成したあかつきには、すでにある大夕張(おおゆうばり)ダムを始め、周囲の町もダム湖に沈みます。 1998年に住民の立ち退きが済み、現在は無人の町になっているとか。 夕張シューパロダムの完成予定は2013年。 それまでに一度見に行きたいと思い、友人たちと夕張に向かいました。 (text by 加藤 和美) 記事はホラー特集に参加しています ■空き家が並んでいた町は今 同行してくれた中に、何度か夕張を訪れて町の様子を撮影している友人がいたので、その人の案内で見てまわることにした。 まず、夕張市街地に近い大夕張ダムの南西側から見て行くことに。 友人が1998年に訪れた頃は、まだ住人が立ち退いたばかりで、空き家が並んではいるものの、人の出入りも多かったとか。 その後、友人が何回か足を運ぶうちに、空き家がだ

  • 雑草花見インお台場 :: デイリーポータルZ

    今年もお花見に誘われなかった……。 東京で桜が満開だった4月6日の日曜日、私はひとりで仕事をしていた。少し期待したが、誰からも電話はなかった。 「なんか花見に誘いたいようなタイプじゃないもんな、アタシ……喋るの下手だし、華やかさはないし……そもそも友だち少ないし……っていうか、そんなに世の中の人は花見をやってるのか? ああ、とにかく桜見たかったよ……シクシクシク」 いじけているあいだも春はやってくる。 桜は散り、他の花がパカパカ咲き出した。道ばたの雑草もけなげに咲いている。 私は道ばたで「おおおおおお」と呻きながらしゃがむ。 「もっと花が見たい。そうだ、草がいっぱい生えてるとこ行こう!」 というわけで、お台場に行ってまいりました。もちろんひとりで。えへへ。 (text by 大塚幸代) 雑草的視点 お台場、東京テレポート駅で降りて、フジテレビの裏を歩いた。 さっそく足下に雑草を見つける。ア

    misomico
    misomico 2007/08/29
  • 深海鮫漁とオオグソクムシ :: デイリーポータルZ

    去年の夏にいった、千葉県立中央博物館の「驚異の深海生物」という企画展がとてもおもしろかった。深海生物、かっこいい。特にオオグソクムシというダンゴムシの親分みたいなやつ。 それ以来、剥製やホルマリン漬けではなくて、生きた深海生物を肉眼で見てみたいなと常々思っていた。できればこの手で触ってみたい。 とはいっても、深海生物に会う機会なんてないよなあと思っていたら、深海生物を捕る漁師の息子さんが書いているブログを見つけた。 すみません、ちょっと乗船させてください! ※インパクトのある写真にかけたモザイク処理は、クリックするとはずれます。 (text by 玉置 豊) 深海生物に会うため、静岡県にいってきた さっそくブログの運営者である長谷川さんに連絡を取ったところ、快く取材をOKしていただいたので、デイリーライターの土屋さんグループと一緒に、静岡の焼津まで総勢6人で押しかけさせていただいた。 ちな

  • @nifty:デイリーポータルZ:「新宿駅ガムテープ道案内」の作者実演をみた!

    それは数年前のこと。 新宿駅は長いこと、工事中だった。「いつ終わるのかな、いつまでも終わらないんじゃないかなあ」と思いながら、利用していたのだけれど、ある時ーーー。 「道案内の表示のフォントが変わってるなあ、っていうか全部ガムテープで出来てるじゃん!」ということに、気づいた。そしてふと目にした「現在地」という表示を見て、 「かっこいい、ゴダールの映画のポスターみたいだー!」と思い、興奮して写真を撮り、自分のサイトに載せた。 (text by 大塚 幸代) で、そんなこともスッカリ忘れ、工事も終わったころ。 「ネットで、あのガムテープ文字の謎を、解明した動画が、話題になっている!」ということを、知ったのだ。 「うわあ、つきとめた人がいるのか、スゴーイ!」なんて思ってみてみたら、 動画中の<インターネット上、いくつかのサイトでも、(ガムテープの謎を)若干名が真相を知りたがっていた…>のくだりで

  • 何でも楽しいという友人

    受験勉強が楽しいという友人がいた。 「数学と現代文はパズルだし、物理や化学や生物や地学なんてさ、物体や宇宙や、物体の動きとか、そんな宇宙の根的なところの話で普通に知ることが楽しいし、倫理なんかも人間の根的なことだから楽しいし役立つし、しかも過去の超天才、超有名人たちのエッセンスだけピックアップして体系化して知れるんだから倫理なんてマジで超お得じゃん!現代社会とか政経なんて普通に新聞読む時とか実生活に即役立つし、歴史なんて、俺らと同じ人間の今までのビッグニュースを集めたもんだし、しかもなんせ歴史はマジで起こった事なんだぜ、楽しいよ。理科も、架空の事じゃなくてマジで今のここにある物体の仕組みの事で、リアルありまくり。全部即役に立つじゃん。楽しいじゃん。古文も、日に文字とか文章とかの文化が生まれてから今までの超有名作がピックアップされててマジ便利。楽しい。漢文もそうだよ。だから勉強って超楽

    何でも楽しいという友人
  • 努力すれば格差を乗り越えられる、なんて思いつかなかった

    格差社会の話で、個人の努力を云々する人がいて、 それは個人に責任を押しつける結果にしかならないと思うんだけど、 ただまあ確かに当事者としての貧乏人に何ができるかっていうと、 選挙に行っても明日すぐに楽になるわけでなし、 明るく生きることを考えたり、這いあがろうと努力したりしかなくて、というのはあると思う。 自分の話。 親はブルーカラーの労働者で、まあ極貧とまでは行かないけど、生活は苦しかった。 早く商業高校でも出て自分で稼いで、好きなことにお金を使いたかった。うまいものをいたかった。 だけど僕の高校進学のことで中学の先生と三者面談をしたときに、先生が親に「普通科へ行かせてやってくれ」と言いだした。 僕も親も、高卒で就職することしか考えてなかったから、それはない、と言う。 でも先生は「こいつは大学に行かせてやって下さい」という。かなりしつこかった。しばらく問答したけど、 最後には「お金は何

    努力すれば格差を乗り越えられる、なんて思いつかなかった