首都圏の鉄道各社が「座れる通勤」サービスに力を入れている。定期券に数百円を追加すれば確実に着席できる列車を取り入れ、利用者から好評だ。沿線人口の伸びが見込めないなか、サービス向上で利用客をつなぎとめる狙いもあるという。 横浜市港南区の京浜急行上大岡駅。平日の午前8時40分すぎ、品川駅までノンストップの上り列車「モーニング・ウィング号」(8両編成、座席数436席)がホームに滑り込んできた。 整理券を販売するホームの券売機は、発車直前でも10人ほどが列を作っていた。上大岡駅の乗客に割り振られた3両の計168席はほぼ満席だった。 モーニング・ウィング号は、平… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事