新型コロナウイルスの感染拡大で、新車の需要が世界的に低迷していることから、トヨタ自動車は来月1日と11日の2日間、国内すべての自動車工場の稼働を停止することを決めました。 また、愛知県にある堤工場と田原工場、トヨタ自動車東日本の静岡県にある東富士工場と、岩手県の岩手工場、東京 羽村市にある日野自動車の羽村工場では、合わせて9つの生産ラインの稼働を来月12日から最大で5日間、停止します。 さらに、田原工場のすべてのラインと、羽村工場の一部のラインなどについては、来月と再来月は稼働している日も生産体制を縮小するとしています。 新車の需要が世界的に低迷しているためで、これによりおよそ7万9000台の減産となる見通しです。 トヨタは今月、すでに国内5つの工場で生産調整を行っていますが、感染拡大で海外から一部の部品の調達が難しくなっているとして、愛知県にある高岡工場の一部のラインと豊田自動織機の長草